連続テレビ小説「なつぞら」第36話「なつよ、雪原に愛を叫べ」【第6週】

山田家

天陽「なっちゃん 来てないよね?」

タミ「来てないよ。 来るの?」

天陽「約束したんだ 今日って。」

正治「この雪じゃ もう来られんべさ。」

タミ「いつ来るって言ってたの?」

天陽「時間は言ってなかったけど。 きっと まだ出てないよな…。」

道中

柴田家

台所

剛男「あ~…。 ただいま!」

富士子「お帰んなさい。」

明美「お帰んなさい。」

剛男「あ~ 危なかった。 外は もう真っ白で 何も見えない。」

富士子「なつを見なかった?」

剛男「なつ? まさか 出かけたのか?」

明美「スキー履いてったよ。」

剛男「えっ?」

照男「大丈夫 天陽君の家に行ったから。 なつの足なら もう とっくに着いてるはずだ。」

夕見子「天陽君の家に行ったんなら もう 今日は帰ってこられないかもよ。」

富士子「それなら いんだけど…。」

夕見子「えっ いいの? このまま 天陽君の家の人になっちゃうかもよ?」

悠吉「夕見子ちゃん…。」

菊介「そうゆうことは 今は…。」

剛男「今 結婚の話は どうでもいいだろ!」

夕見子「えっ? 結婚が どうかしたの?」

剛男「あっ 知らないのか…。」

明美「結婚って 何?」

剛男「さあ 知らない。」

夕見子「怪しい…。」

剛男「ん? 何?」

夕見子「何か 変な顔してる。」

明美「うん。 変。」

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