連続テレビ小説「なつぞら」第7話「なつよ、夢の扉を開け」【第2週】

信哉「よいしょ…。」

咲太郎「あっ そうだ なつ いいもん買ってきたんだ。」

なつ「えっ?」

咲太郎「はい。 アメリカ製の靴墨だ。 これがあれば もっと客が来るぞ。 悪いけど もう少しの辛抱だ。 これで頑張ってくれ。」

なつ「大丈夫。 私 靴磨きは得意だから。 任しといて! 千遥 一緒に頑張ろうね。」

千遥「うん!」

咲太郎「ありがとう。」

信哉「頑張れよ。」

なつ「うん。」

なつ<私たちは ささやかだけど 幸せを感じることができのです。 あの日までは…>

子ども「狩り込みだ! 狩り込みだ! 狩り込みだ~!」

「全員 そのまま動くな!」

「これから 諸君を保護する。」

咲太郎「信 狩り込みだ! なつを頼む!」

信哉「分かった! 行くよ なっちゃん。」

「うわっ…!」

(子どもたちの叫び声)

信哉「なっちゃん 俺が出て引き付けるから その間に逃げろ。」

なつ「嫌だよ! 信さんも 一緒に行こうよ!」

信哉「俺は 必ず なっちゃんに会いに行くよ。 どこにいても きっと見つける。 またね。」

なつ「信さん!」

信哉「放せ 放せ…!」

なつ「信さん!」

「止まりなさい! 待ちなさい!」

なつ<その日から また 私たちの人生は一変したのです>

なつ「放せ!」

回想終了

「サンキュー。」

なつ「サンキュー! アイ ラブ アメリカン! シューシャイン! いらっしゃい!」

警察官「一人かい? どっから来たの? ちょっと おいで。」

なつ「あっ!」

警察官「いいから おいで。」

剛男「どうしたんです?」

泰樹「いや…。」

雪月

泰樹「おい いるか?」

とよ「おいって 何さ~。 あれっ もしかして あなた 富士子さん?」

富士子「はっ?」

とよ「あなたが 婿の… 剛男さん? 今度こそ 柴田さんのご家族?」

剛男「今度こそ? はい こんにちは。」

泰樹「そんなことは どうだっていいから なつは いるか?」

とよ「なつ?」

泰樹「こないだ来た あの子だ。」

とよ「ああ… あの子が どうかしたの?」

富士子「いなくなったんです。」

とよ「えっ!」

泰樹「なつは ここには来てないのか。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク