連続テレビ小説「なつぞら」第80話「なつよ、十勝さ戻って来い」【第14週】

あらすじ

富士子(松嶋菜々子)からの電話で、なつ(広瀬すず)の妹、千遥が十勝の柴田家に来ていると言われたなつ。千遥が富士子に伝えた言葉になつは激しく動揺する。千遥に会いたいなつは、すぐにでも十勝に帰ろうと、会社に許可をもらい早退。知らせを聞いた咲太郎(岡田将生)も、すぐに風車へ。妹の消息がわかったことに安堵(ど)する。そのころ十勝では、千遥が柴田家の面々に対し、なつたちが来る前に帰ると告げていた…。

80話ネタバレ

東洋動画スタジオ

受付

なつ「もしもし。」

富士子「もしもし なつ?」

なつ「母さん! どしたの? 会社になんて… 何かあった?」

富士子『落ち着いて聞いてね。 今 千遥ちゃんが うちに来てるんだわ。』

なつ「えっ…!? 本当に… 千遥が来てるの?」

富士子『千遥ちゃんには ないしょで なつに電話してんだわ。』

なつ「どういうこと?」

富士子『なつには 来たことを 知らせなくてもいいって言うんだけど そういうわけにもいかないっしょ。』

なつ「どうして!? 千遥は 私に 会いたくないって言ってんの?」

富士子『そんなわけはないと思うんだけど…。 だって ここまで来たんだから…。 とにかく 何か事情があるんだわ…。』

なつ「すぐ行く! そっちに すぐ行くから!」

富士子『千遥ちゃんのことは できるだけ引き止めておくけど…。』

なつ「母さん…。」

富士子『えっ?』

なつ「そんで 母さんから見て 千遥は 今 どんなふうに見えてるの?」

富士子『とてもすてきな いいお嬢さんに見える。』

なつ「本当? 本当に?」

富士子『うん… 千遥ちゃんも 東京にいたらしいの。 本当のことは 何も分かんないけど 私には とても幸せそうな いいお嬢さんに見えた。』

なつ「本当かい…。」

富士子『なつ 帰れるなら 急いで帰ってきな。』

なつ「うん ありがとう…。 母さん 千遥をお願い!」

富士子『分かった。』

玉井「奥原さん 何かあったんですか?」

なつ「あ… すいません。 あの… また ここから 電話かけてもいいですか?」

玉井「いいですよ。」

なつ「すいません。」

おでん屋・風車

1階店舗

(電話の呼び鈴)

亜矢美「うっさいな 本当 人が寝て… ずうずうしい! (せきばらい) はい 風車でございます。」

なつ『亜矢美さん! 千遥が… 見つかった!』

亜矢美「うん? ん?」

東洋動画スタジオ

作画課

なつ「下山さん!」

下山「どうしたの? 血相変えて…。」

なつ「すみませんが お休みを頂きたいんです。」

下山「休み?」

なつ「すみません マコさん。 しばらく 北海道に帰りたいんです。」

麻子「北海道?」

下山「何かあった?」

なつ「妹が… 来たんです。」

下山「分かった。 いいよ。」

麻子「えっ?」

なつ「えっ?」

下山「妹さんが来たんだろ? ほら いつか話してくれた…。」

なつ「はい… 実は そなんです。」

下山「よかったじゃないか! ほら 早く行ってやりなさい。」

なつ「でも…。」

麻子「何か よく分かんないけど 短編のことなら どこにいたって考えられるでしょ。」

なつ「はい… すいません!」

おでん屋・風車

1階店舗

亜矢美「あっ お帰り!」

なつ「お兄ちゃんは?」

亜矢美「うん… 連絡ついた。 すぐ帰るって。」

なつ「そですか…。」

亜矢美「とにかく よかったね!」

咲太郎「なつ!」

亜矢美「来た 来た!」

なつ「お兄ちゃん!」

咲太郎「千遥は! それで 千遥は まだ その北海道の家にいるのか?」

なつ「うん…。」

柴田家

旧牛舎

泰樹「なつも ああやって ここで生きてたんじゃ。」

照男「なつは 乳搾りが得意でな 昔から。 俺より うまかったんだ。」

泰樹「千遥もやってみるか? うん?」

千遥「いや…。」

泰樹「あ~ その恰好じゃ無理だな。 ハハハ…。」

台所

千遥「あの… 突然お邪魔して すみませんでした。 そろそろ失礼します。」

富士子「えっ! ちょっと待って! どこ帰るの?」

明美「もう帰っちゃうの!?」

千遥「ごめんなさい…。」

剛男「ただいま!」

富士子「あっ…。」

明美「父さん!」

剛男「あんたが千遥ちゃんかい?」

富士子「農協に勤めてる私の夫。 さっき知らせたの。」

剛男「よく来たな… よく来てくれた…。 ありがとう!」

明美「ねえ もう帰っちゃうんだって!」

おでん屋・風車

1階店舗

なつ「千遥は 私に会いたくないと言ってるみたい。」

咲太郎「どうして?」

なつ「分かんない。」

咲太郎「会いに来たのに 会いたくないって どういうことだ?」

亜矢美「電話してみる? こっちから。 いるんでしょ? まだ。」

なつ「えっ…。」

咲太郎「そうだ! とりあえず電話してみろよ!」

なつ「お兄ちゃん… 私 何だか怖いわ。」

咲太郎「何言ってんだよ! それなら 俺がするよ 番号教えろ。」

亜矢美「会いたくないって言ってんのはさ 向こうも怖がってるからじゃないの?」

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