【行列の女神~らーめん才遊記~】3話ネタバレ

清流企画のに戻ってきたゆとり

汐見ゆとり「失敗は許されない・・・って私失敗してないし!ただいま戻りました」

らーめん才遊記の画像

橋爪ようこ「おかえりなさいゆとり」

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汐見ゆとり「なんでなんでなんでなんで」

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汐見亮二「ゆとり!大丈夫?」

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汐見ゆとり「なんでお父さんまで?」

汐見亮二「僕もついさっき呼ばれたんだけどね」

橋爪ようこ「いいからさっさと入りなさい」

汐見ゆとり「幻じゃなかった・・・」

河上堅吾「つまり、こういうことですか?先日私が汐見さんの下を訪れたことで橋爪先生にお嬢さんの就職先が伝わって、今日橋爪先生がこちらにいらしゃったと?」

汐見亮二「全くもうしわけない」

橋爪ようこ「謝ることないでしょう?娘が就職先でご迷惑かけてないか心配で様子を見にきただけなんだから」

汐見ゆとり「別に迷惑なんか」

芹沢達美「ご心配通り迷惑かけられっぱなしです。本当どういう育て方をしたらああいう子に育つのか親の顔が見てみたいと思っていましたから」

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橋爪ようこ「あーらwじっくり見てくださって構いませんわよー気の済むまで」

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芹沢達美「気は済みませんけど直視するのは耐えられません。お嬢さん以上に迷惑な方ですから?この辺りがムカムカしてきちゃって」

橋爪ようこ「あらー胸やけかしらねー?ラーメンの食べ過ぎ?ほらあれって味が濃くって脂っ濃くって不健康ではしたなくてB級グルメでその上不健康だから?」

芹沢達美「不健康2回言いましたよ?」

橋爪ようこ「知ってる、わざと」

須田正史「凄い会話だ。流石のラーメン否定主義者」

白坂隼人「あれはもう殴り合いっスね」

夏川彩「ていうか結局何しに来たのあの人は?」

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汐見亮二「でーようこさんは今日は本当は何をしに?やっぱりゆとりを連れ戻しに?」

汐見ゆとり「言っとくけど私、お母さんの跡継ぎなんかにならないからね!」

橋爪ようこ「本気で言ってるの?ゆとり?」

汐見ゆとり「本気だよ。私はもうラーメンへのワクワクがもう抑えきれないの!それにお母さんみたいな毒親とは縁を切るつもりだから」

橋爪ようこ「毒親?私が?」

河上堅吾「汐見さんそれは言い過ぎでは?」

汐見ゆとり「だって、あんなに美味しい食べ物を今まで食べさせてくれなかったなんて虐待です。洗脳です。そんな人のことを親だなんて思いたくありません!私の本当の母親はきっと、きっとラーメンなんです!私のこの体にはお母さんの血じゃなくてラーメンのスープが流れているんです!」

須田正史「なんだそれ?」

白坂隼人「錯乱してる」

夏川彩「バカだ。すげーバカだ」

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汐見ゆとり「指紋だってもうすぐナルトの渦巻みたいになるんだから覚悟しておいてよね!」

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河上堅吾「汐見さん少し落ち着きましょう。本当に何を言っているのか、さっぱりわかりませんから」

橋爪ようこ「わかったわ」

河上堅吾「わかったんですか?」

橋爪ようこ「今の素っ頓狂な発言じゃなくて、ゆとりの気持ちがね。確かに私はあなたを縛り付けすぎたのかもしれない、これからは自由に為さい。別に私の後継者はあなたじゃなくてもいいのよ。スクールには優秀なスタッフも十分に育ってるしね」

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橋爪ようこ「そんなにラーメンが好きなら、芹沢達美に下で働くのは確かに良い勉強になるかもしれないわ。こういうこぢんまりとした会社ならねー遣り甲斐もあるでしょうし」

芹沢達美「素人相手の料理教室の後継者も務まらないような無能な社員。内でも願い下げなんですけど?」

橋爪ようこ「遠慮しなくていいのよー達美ちゃんー。ゆとりには私がしっかりと調理技術を仕込んであるから、ラーメン作りなんてもう目つぶって左手だけでも十分こなせるもの」

芹沢達美「それが思いのほかポンコツなので、そちらでもう一度修業し直した方がよろしいんじゃありません?今度は調理技術の他に礼儀の常識もしっかり叩き直してください」

汐見ゆとり「社長もお母さんも私の為に争わないでください!」

汐見亮二「いやゆとりの為には争ってないよ。これっポッチも」

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河上堅吾「奪い合いじゃなく押し付け合いですからね、全力で」

芹沢達美「そういえば汐見あなた?しれっと帰ってきてるけど依頼は?」

河上堅吾「そういえば帰りは早かったですね?」

汐見ゆとり「それは」

芹沢達美「失敗した?手に負えなかった?それで逃げ帰ってきたのね。橋爪先生!これそちらに返品します」

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汐見ゆとり「いやちょっと違います!聞いてください!」

回想

汐見ゆとり「消え失せろって。そんなこと言われても」

難波倫子「あ?ワレ痛い目見んとわからんのか?」

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安西徳之「あのー?ちょっといいですか?汐見さん、難波さん。」

難波倫子「はい、なんでしょう?」

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安西徳之「今こいつとも相談したんですけど内としては清流企画さんにコンサルタントをお願いしたいと思いまして」

汐見ゆとり「本当ですかー!」

同業者からの評判もいいですし、あの芹沢達美さんが立ち上げた会社ですから!

汐見ゆとり「ありがとうございます。じゃあそちらには速攻で直ちに今すぐお帰りいただいt」

難波倫子「安西さん!こちらのお店が繁盛しない理由はこの地域が繁盛しないのは都内でも1、2を争うつけ麺専門店の激戦区だからですよね?」

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難波倫子「200メートル以内に専門店が10件!その中にはつけ麺業界でトップに君臨する2大有名店「金獅子亭」と「グルテンハウス」も含まれています。ここにつけ麺で新規参入するのはかなりの挑戦ですよー?」

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安西徳之「仰る通りです。自分のつけ麺がどこまで通用するか挑戦したい気持ちがあったもんですから。まあ結果ご覧の通りですがね」

難波倫子「私にはその問題を解決するための明確なビジョンがあります!こちらの清流企画さんはまだノープランのようですけど?」

汐見ゆとり「まだ来たばかりですs」

難波倫子「いいんですかー?あの芹沢達美の清流企画だからって、こんな頼りない子にお店の未来を託しても?」

回想終了

芹沢達美「それで?」

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汐見ゆとり「それで、どちらの会社に依頼するかはもう一度ご夫婦でよく話し合って決めることに」

河上堅吾「つまり相手任せということですか?」

芹沢達美「なるほどねー。じゃあ首!」

汐見ゆとり「なんでですか?私、失敗してないですよ?」

芹沢達美「私の名前出してもあなたが仕事取って来れなかったってことはよっぽどあなたが頼りなく見えたってことでしょ?」

汐見ゆとり「いや、違いますよ!相手の押しが強かったのと思ったほど社長の名前に威力がなかったがいけなかったんです」

芹沢達美「なんですって?」

橋爪ようこ「醜い争いだことーwじゃあ私はこれで失礼しますね」

汐見亮二「えー唐突だな?元夫の僕まで呼びつけておいて」

橋爪ようこ「久しぶりに親子3人で会えたんだからいいじゃない?じゃあ達美ちゃん、内の娘をよろしくねー」

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芹沢達美「持って帰ってください!今箱に詰めますから!」

汐見ゆとり「えーもうそれは勘弁してくださいよー」

橋爪ようこ「そうそう、もし依頼を受けることになったら伝えてあげなさい。つけ麺なんてジャンクな食べ物で争うより商売変えをしたほうが世の為人の為だってねww名前出しても威力がなかったんですって?」

汐見亮二「あの、なんかすいませんね。お騒がせしちゃって、ごめんなさい、ごめんなさい。ゆとり、じゃあね」

白坂隼人「なんだったんっスか一体?」

夏川彩「ムカつく、塩撒いた方がいいんじゃないの?塩!」

芹沢達美「本当に相変わらずだーあの人はー」

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須田正史「うわーすげーイライラしてる」

汐見ゆとり「あのーじゃあ私はどうすれば?」

河上堅吾「とりあえず先方の連絡を待つしかないでしょうね」

芹沢達美「相手は味惑コーポレーションだったわね?」

汐見ゆとり「はい、そうです」

白坂隼人「それって元々新世紀ダイニング味惑っていう和風創作居酒屋の母体になっている店ですよねー」

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夏川彩「居酒屋が繁盛して多店舗展開していったグループでしょー?それで飲食店のプロデュースやコンサルも始めたみたいね」

須田正史「ラーメン屋のコンサルも始めたとなると内の商売敵だなーそこに仕事を取られたりしたら」

芹沢達美「黙って取らせるわけないでしょう?この私が?汐見!ついてきなさい」

河上堅吾「社長どちらへ?」

芹沢達美「売られた喧嘩を買いに行くのよ」

汐見ゆとり「でももしかしたら、あっちじゃなくてこっちに依頼が来る可能性もありますし」

芹沢達美「それじゃあつまらないでしょう?喧嘩の火種が燻ってんなら薪くべてガソリンかけてついでに火薬も投入しないと!さあいくわよ!」

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味惑コーポレーションにて

芹沢が清流企画と味惑コーポレーションでコンサルプランを提出しどちらが良いか決めるコンペ形式を味惑コーポレーションの社長・福花康男に提案する。

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芹沢が散々相手を挑発して清流企画からは汐見が、味惑コーポレーションからは難波が担当するということで話が決まる。

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難波の押しに引き気味のゆとり

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