病院
病室
歌子「お父ちゃん…。」
和彦「先生 呼んできます。」
(ドアが開く音)
比嘉家の墓
暢子「お父ちゃん! 聞こえている? お父ちゃ~ん!」
賢三「暢子。」
暢子「お父ちゃん? お父ちゃ~ん!」
賢三「大丈夫 見ているからよ。 まくとぅそーけー なんくるないさー。 大丈夫。」
暢子「お父ちゃ~ん! お父ちゃ~ん!」
202X年(令和X年)
山原村共同売店
「ね 昨日のライブ見た?」
「見た。」
「この人 めっちゃ恰好いい。」
「めっちゃ恰好よかった~。」
おばぁ「アイ あんたたち 元気そうだね。」
「アイ おばぁも。」
やんばるちむどんどん
暢子「ただいま~。」
子供たち「わっ!」
暢子「アキサミヨー。」
未来「おばぁ びっくりした?」
暢子「未来 デージ驚いたさ。」
「やった~!」
未来「やった~!」
「ドッキリ大成功!」
2人「大成功~!」
未来「やった~!」
健彦「母さん!」
暢子「アイ 健彦。 沖縄に帰っていたわけ?」
健彦「うん 今朝の便で。」
暢子「お帰り。」
和彦「良子から もうすぐ着くとメールが来たさ。」
暢子「アイ…。 あっ 準備しないと!」
和彦「うん。」
暢子「うん。」
良子「ただいま~。」
石川「お邪魔します。」
和彦「久しぶり。」
暢子「アイ いらっしゃい。」
「こんにちは。」
「こんにちは。」