連続テレビ小説「ちゅらさん」120話「めんそーれ ベイビー!」ネタバレ

居間

恵里「恵達 遅いねぇ。」

勝子「そうだね。 ま 帰ってくるでしょ そのうち。 始めようか。」

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ハナ「そうだねぇ。」

恵文「はい では 改めまして 上村文也君と 恵里との間に 無事 長男が出産したことを祝しまして 乾杯いたします。 乾杯!」

一同「乾杯!」

恵尚「おめでとう。」

ハナ「イイヨ イイヨ! さあ 食べようねぇ。 静子さん 遠慮しないでよ。」

静子「はい いただきます。」

恵尚「おなかすいた もう。」

恵文「え~とですね エヘヘヘ。」

恵里「何? お父さん。」

恵文「だからさ 子供が産まれたということは 最初の儀式というか しなければならないことが あるでしょう? 名前さ 名前。」

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勝子「あ 急がなくてもいいでしょ。 ゆっくりで。」

恵文「何を言うか。 こんなふうに 全員 そろうことは なかなか ないわけだし 文也君 明日の朝 帰ってしまう。 今 話し合わないで どうするの? な 恵尚。」

恵尚「まあ オヤジさんの言うとおり…。」

勝子「それは そうかもしれないけど。」

静子「そうですよねぇ。」

恵里「あのさ…。」

恵文「お父さんは 2つほど 考えてみた。 いい名前でさぁ これが…。」

恵尚「何?」

恵文「聞きたいよね それはね。」

恵尚「うん。」

静子「何ですか?」

恵文「まあ そもそも 名前というものは。 私が…。」

ハナ「もったいぶらないで 早く言いなさい!」

恵文「じゃ まず 1つ目ね 祖父である私 古波蔵恵文と父親である文也君の字を足して割ったら いいのではと思った訳。」

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ハナ「『文文』か?」

恵文「いや おばぁ ハチじゃないから『ブンブン』って訳は ないでしょ?」

(静子の笑い)

恵尚「じゃあ『恵文』だね?」

恵文「そうさ なぜか そうなるんだよ。」

恵尚「は?」

恵文「どうね? 恵里。」

恵里「いや『どうね』って。」

恵文「ダメ?」

文也「ダメって言われても…。」

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恵尚「オヤジさん ずるいよ 自分の名前 ちゃっかり いれてる。」

恵文「ダメか… やっぱりね。 じゃ もう一つね。 母親である恵里の『恵』という字と 文也君の お父さんじゃないよ 恵里と文也君の名前を 足して 割ったら どうかなと思った訳。」

恵尚「いや やっぱり『恵文』だね?」

恵文「どうしても そうなってしまう訳さ これは 運命じゃないかねぇ。」

ハナ「バカチンが!」

恵文「何でよ! もう。 まあ というわけで 今のは 軽い前置きとしてね。」

恵尚「長い 前置きが…。」

恵文「うん 実は… このように いっぱい 考えました。」

静子「まあ!」

勝子「文ちゃん!」

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