連続テレビ小説「ちゅらさん」147話「美(ちゅ)ら海の願い」ネタバレ

静子「さすがねぇ そうよねぇ。」

文也「お~い。」

恵達「面白い親子ですね 上村家も。」

柴田「そうですよねぇ。」

容子「ハハハハ。」

静子「こないだ 言ったみたいに 賛成する気持には なれないんだ。 でも 恵理ちゃんの気持は 分かる。 ていうより 私が 一番 分かるの。」

ちゅらさんの画像

静子「だって 同じように 子供 連れて ダンナを 東京に残して 弟の文也を 転校までさせて…。 うん 行ってみてもね 冷静に考えれば 何かが よくなるわけじゃなくても それでも 小浜島まで 行ったんだ 私も…。」

文也「母さん…。」

静子「行ったんだよね 私も…。 だから 恵理ちゃんの気持は 分かるんだ。 痛いほどにね。」

古波蔵家
台所

勝子「何? …どうしたの?」

ハナ「何の薬ね?」

恵理「胃の薬。 なんか 最近 胃が痛くてさ。 似合わないでしょう?」

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勝子「大丈夫なの?」

恵理「うん 全然 大丈夫さ。」

居間

勝子「そう それで 小浜に?」

恵理「うん。 文也君のお母さんには 反対された。」

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勝子「そう それは しかたないね。」

恵理「うん そうだよねぇ。 でも… でもさ。 反対しないで メチャクチャなのは 分かってるから。 でも そうしたいわけ。 どうしても そうしたい。 絶対 そうしたいわけ。」

勝子「そう…。 反対は しないさ。 あなたは 和也の母親なんだから あなたが 和也のために 理屈ではなくて そうしたいなら きっと それは 間違ってないさ。 やってみれば いいさ。」

恵理「うん。 ありがとう お母さん。」

恵文「小浜ねぇ…。 恵理 1人で大丈夫かね 本当に。」

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恵理「大丈夫さ。 母親だもん 私。」

恵文「そうかねぇ。」

ハナ「おばぁも 小浜に 行こうかね。」

恵文「え?」

恵理「おばぁも?」

ハナ「おじぃの所も 行ってないし 寂しがってるかも。 行こうかね おばぁも。」

勝子「そうしてもらったら。 心強いさ。」

恵理「うん。 いいの? おばぁ。」

ハナ「いいさ。 その代わり 船で行くよ 12時間かけて。」

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恵理「アハハハ。 うん 和也 喜ぶさ きっと。」

ハナ「そうね。」

恵理「ありがとう おばぁ。」

恵文「お父さんも 休みになったら 行くからさ。」

勝子「ズル休みは 駄目だよ。」

恵文「分かってるさ もう…。」

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勝子「頑張りなさい 恵理。」

恵理「はい。」

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