あらすじ
アニメーターを目指して東京にやってきたなつ(広瀬すず)は、東洋動画の入社試験を受けることに。受験当日、受験人数の多さに圧倒されるなつ。絵の試験に続き、面接に臨むと、かつて帯広の映画館で見た大杉社長(角野卓造)の姿が。なつは自身の境遇について語り、大杉社長は奥原なつの名前に、なにかを思い出す。試験後、川村屋に戻ったなつは、光子(比嘉愛未)から手ごたえを聞かれるが…。
49話ネタバレ
川村屋
厨房
<昭和31年4月 なつは上京しました。 新宿の川村屋で働きながら 絵の勉強を続けていました。 アニメーターになる夢をかなえるため 日々 時間を 大切に過ごしてきたのです。>
東洋動画スタジオ
昭和31(1956)年6月
<そして いよいよ なつは 東洋動画の入社試験に向かいました。>
なつ「じいちゃん… 行くべ。」
柴田家
詰め所
泰樹「やれ… なつ。」
東洋動画スタジオ
「では ご説明します。 馬が 柵に向かって走っています。」
なつ「馬…。」
「その絵の続き 馬が 見事に 柵を飛び越えて走り去るまでを 6枚の絵で表現して下さい。 制限時間は3時間です。 それでは 始めて下さい。」
回想
なつ「うわ~ 面白い! まるで 馬が暴れてるみたい。 ねっ ほら!」
回想終了
山田家
馬小屋
回想・天陽「なっちゃん… 俺にとっての広い世界は ベニヤ板だ。 そこが 俺のキャンバスだ。 なっちゃんも 自分のキャンバスだけに向かえばいい。 そしたら どこにいたって 俺と なっちゃんは 何もない 広いキャンバスの中で つながっていられる。 頑張れ! 頑張ってこ なっちゃん。」