連続テレビ小説「ちゅらさん」36話「哀愁のオキナワンボーイ」ネタバレ

ゆがふ

兼城「今日は つまらんなぁ。」

柴田「本当に。」

ちゅらさんの画像

(戸が開く)

兼城「容子さん!」

柴田「恵里さん!」

恵里「ちょっと 席 借ります。」

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容子「お邪魔します。」

恵里「早く! 容子さん!」

容子「はい ただいま。」

兼城「怒ってるね?」

恵里「何なんですか? あの人!」

容子「ごめんね。」

恵里「容子さんが 謝る事ないですが。」

容子「そんなんだけど。」

恵里「そんなに バカですか? 私。」

容子「そんな事は ないけど。」

恵里「『けど』?」

容子「今どき珍しい人である事は確かよ。」

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恵里「そうですか?」

容子「まあ… ね。」

恵里「そうかなぁ。」

柴田「何の話ですかね。」

兼城「さぁね これ持ってって。」

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柴田「はい… え?」

兼城「ん?」

柴田「いらっしゃい… ませ。」

恵里「は どうも。 あれ?」

容子「何やってんの?柴田君!」

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柴田「何って… どうぞ。」

容子「はい…。」

恵里「どうも。」

柴田「どうぞ… ごゆっくり。」

容子「一つ質問していい?」

恵里「はい。」

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容子「捜さないの? 彼の事。」

恵里「え?」

容子「東京にいる事は分かってるし 医者になるって事は 恵里ちゃんより一つ年上なら 医大生でしょ?」

恵里「ええ。」

容子「本気になれば 捜し出せな事はないと思う。 恵里ちゃん見てると そうしようとしてるようには見えない。 どうして?」

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恵里「また笑われるかもしれないけど 信じてるんです。 『絶対 会える』と。 『捜し出したりしなくても 会える』って。」

容子「この東京で? 偶然に?」

恵里「はい。」

容子「運命って訳か。」

恵里「おかしい? そう信じてるんです。」

容子「ふ~ん。」

(食器を洗う音)

柴田「うるさい!」

兼城「ごめんなさい。」

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