東京
ゆがふ
ディレクター「ありがとうございます。」
容子「なんか どきどきするよね。」
柴田「そうですよね。」
容子「大丈夫? きみ?」
柴田「たぶん 大丈夫。」
恵尚「もうちょっと奥へ…。 皆さんも テレビだといっても自然に。 目立とうとせずに よろしくね。 そこ! 危ないよ! 気をつけて! よし!」
北野「おはようございます! 私 今回 リポートさせて頂きます 北野と申します。 新人で 初めての 生のリポートなので 頑張ります。 よろしくお願いします。」
恵尚「OK 俺に任せておけば大丈夫さ。 かわいいね。」
北野「いや! そんな!」
恵尚「ちょっと待って。 集まって! 紹介しようね。 店長の兼城さん。 将来の『ゆがふ』チェーンの社長さん。」
北野「よろしくお願いします!」
兼城「どうも よろしくお願いいたします。」
恵尚「こちら 常連さん代表の2人で 話をして頂く 池端容子さんと…。 え~ 名前 何だけっけ。」
柴田「柴田です。 頑張ります。」
北野「どうも。」
恵尚「えっと それと あれ? 恵里は どこ行ったの? どこ行ったの 恵里は? ウチの看板娘は?」
容子「恵里ちゃん?」
ディレクター「そろそろです。」
恵尚「何やってるかね? 恵里は。 時間だよ! 何やってるの?」
(戸が開く)
恵尚「どこ行ってた?」
恵里「ごめんなさい。」
兼城「大丈夫ね? 恵里ちゃん。」
恵里「はい。」
ディレクター「本番です。よろしくお願いします。」
北野「よろしくお願いします。」
恵尚「はい 皆さん よろしく 頑張ろう!」
沖縄
古波蔵家
(拍手)
テレビ「アナウンサー『日本全国ごちそうさま』」
恵文「待ってました!」
テレビ「アナウンサー『今日は 生中継です。 早速 呼んでみます。 北野さん』」
テレビ「北野『は~い! 本日は 沖縄料理店 『ゆがふ』さんに お邪魔してます おいしい沖縄料理が 安く食べられる この お店では ランチタイムに 大勢のお客さんで…』」
島袋「あ!」
勝子「恵尚?」
恵文「あれ?」
ハナ「バカタレ 何してる!」
恵文「ずるいさ 恵尚!」
東京
ゆがふ
北野「こちらが 店長の兼城さん」
兼城「ど どうも」
北野「そしてお昼の営業を担当している 古波蔵恵里さんです」
恵尚「ハイサイ! 経営コンサルタントをしています 古波蔵恵尚と申します ハイサイ!」
北野「いつも お店をご利用なさてる 方々です」
容子「どうも…」
柴田「し… 柴田です とてもおいしく 安くて…」
北野「後ほど 伺いますので」
柴田「あ 柴田です」
一風館
管理人室
みづえ「私も行きたかったなぁ…。」