あらすじ
アニメーション映画のキャラクター検討会が行われ、常盤御前のキャラクターを巡りなつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)の意見がぶつかる。そこで仲(井浦新)と井戸原(小手伸也)は、ある提案を行う。午後になり、仲から呼び出されたなつと麻子は、1枚のキャラクターの絵を見せられる。その絵を見たなつは、みずからの足りない部分を感じ、麻子に謝る。一方麻子は、謝るよりも仕事で責任を取るしかないとなつに伝え…。
69話ネタバレ
おでん屋・風車
2階住居
回想・咲太郎「千遥のために描くんだよ。 お前 言ったよな? 漫画映画は 子どもの夢なんだって。 その夢を千遥に見せてやれよ。」
東洋動画スタジオ
会議室
仲「じゃ 次は…。」
なつ「おはようございます。」
井戸原「うん?」
なつ「遅れて すいません…。」
井戸原「今 キャラクターの検討会を しているとこだ。 牛若丸は もう仲ちゃんの絵で決まった。」
なつ「はい…。 いいと思います!」
井戸原「君は出さないのか?」
なつ「えっ まだ いいんですか?」
井戸原「そのために遅刻してきたんだろう?」
なつ「はい! これです。」
井戸原「うん。 これは… 常盤御前だ。」
なつ「はい。」
仲「じゃ 次は 常盤御前を検討しようか。」
一同「はい。」
<なつは 千遥への不安を抱えながら アニメーターとしての第一歩を 踏み出しました。>
なつ「みんな うまい…。」
仲「やっぱり みんな 美人を描こうとしてるな…。 牛若丸の母親という点では 僕は この絵に 一番 母性を感じるんだけどな。」