東京
一風館
勝子☎『あんたは ホントに いい人に 囲まれて 幸せなんだよ。』

沖縄
古波蔵家
勝子「それを ちゃんと かみしめないと いけないよ。 …そう。 分かってればいいさ。 …え? 『会った』って 誰に? 『え~っ!』」

東京
一風館
恵里「会ってしまったさぁ! お母さん 会ってしまった。」

上村家
文也の部屋
(ノック)
文也「はい。」
静子「帰ってたの?」

文也「ああ。 あのさ お母さん。 今日ね 恵里に会ったんだ。」
静子「恵里?」
文也「小浜島の。」
静子「え… ああ 恵里ちゃん?」
文也「うん。」
静子「東京にいるの?」
文也「うん そうみたい。」
静子「ふ~ん。」
文也「あ ごめん。 小浜の話は 余り 好きじゃなかったよね。」
静子「ううん 元気だった?」
文也「うん 余り 話せなかったけど…。 あ 恵達も一緒に 東京に いるみたい。」

静子「へえ 皆 大きくなってるんだろうね。」
文也「うん…。」
静子「あ すぐに 晩ご飯の支度 するからね。」

回想
恵里「はい お守りさぁ 『見んさ~織り』っていうのさ」

恵里「『見んさ~織りの』のさぁ 5つと 4つはねぇ 『いつの世までも一緒に』という意味さぁ」

回想終了

一風館
マンデリン
恵達「幸せだねえ。」

恵里「いいさぁ。」
恵達「いいけどさぁ。」
そう… 恵里は 幸せでした。 文也君と会えたことだけで この時は 十分幸せだったのです

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