2001年6月12日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】62話のネタバレです。
現在は(2020年12月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
7年ぶりに文也と再会した恵里。しかし、募る思いを打ち明けることができないまま、一風館に帰ってきます。翌日、文也の気持ちを確かめようと大学病院を訪れた時、文也が美人の同級生・遥に「結婚の約束は子どもの頃の昔話」と話すのを聞いて、ショックのあまり文也からもらったスーパーボールをなくしてしまいます。恵里は失恋の痛手をバネに猛勉強し、看護大学に見事、合格。4年間の寮生活を始めるため、一風館を去るのでした。
62話ネタバレ
連続テレビ小説 ちゅらさん 第62回 「運命の交差点(あじまぁ)」
一風館
マンデリン
恵達「幸せだね。」
恵里「いいさ。」
恵達「いいけどさ。」
恵里は幸せでした。 文也君と会えた事だけで その時は 十分 幸せだったのです
恵達「医者と看護婦か…。」
恵里「やだ 恵達ったら テレてしまうさ。」
恵達「何だよ 気持悪いな。」
グアテマラ
真理亜「ああ! ダメだ! 気になる。 ああ! 気になる!」
マンデリン
恵里「ねえ?」
恵達「何?」
恵里「医大って 何年いくんだっけ?」
恵達「6年では?」
恵里「へえ。 あら!」
恵達「ん?」
恵里「私が看護婦さんになるのと。」
恵達「それは 姉え姉えが一発で合格して 無事に卒業して しかも 1回で国家試験を 通った時の話だろ?」
恵里「そうか でも 国家試験か。 なんか 恰好いいね。 何と言っても 国家の試験だもんね!」
恵達「恰好いいね。」
恵里「あんた その『はいはい』と言って 流すの やめなさい。 若者らしくない おばさんみたい!」
恵達「はいはいはい。」
恵里「だからさ。」
恵達「分かったよ!」
恵里「分かればいいさ。 勉強しよう。」
恵達「でもさ 姉え姉え。」
恵里「ん? 何?」
恵達「いいや 今の幸せに 水差すのは やめておくよ。」
恵里「何それ? 変な子。」
古波蔵家
勝子「ねえ?」
ハナ「ん?」
恵文「何?」
勝子「恵里は 大丈夫かな?」
恵文「何が? 看護婦さんの試験?」
勝子「ううん それは 私が心配しても どうにもならないもの。」
恵文「じゃ 何?」
ハナ「文也君の事かね?」
勝子「電話では 『会って ほとんど 何も しゃべらなかった』と言ってたの。」
恵文「だから?」
勝子「私も 文也君と恵里が会うって 恵里が あんなに思っているから『そうなるといいね』とは思ってた。 けど『文也君は どうなんだろう?』とか 思ってしまって。」
恵文「そりゃ そうだね 小学生の時の事だもんね。」
勝子「言われれば 思い出したりするんだろうけど ずっと信じていたりはしないよね。」
ハナ「してないね きっと。」
恵文「そうかぁ。」
ハナ「年ごろの男の子だから つきあってる女の子の 1人や2人いたって不思議はないさ。 文也君 いい男だったよ。」
恵文「あら! じゃ 恵里は どうなるの?」
ハナ「どうもならんかもね。」
勝子「恵里は 傷ついたりしないかね?」
ハナ「するかもしれんねぇ。」