連続テレビ小説「ちゅらさん」63話「運命の交差点(あじまぁ)」ネタバレ

夜になり

恵里「あ!」

警備員「何やってんだ?」

恵里「あの…。」

警備員「ここの学生? きみは。」

恵里「学生証 見せて。」

恵里「すみませんでした!」

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警備員「あ チョット 待ちなさい! あ! (スーパーボールにつまずく)何だよ? これ。」

あ! そのスーパーボール! ああ…

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公園

男の子「ボール。 ありがとう。」

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ゆがふ

客「どうも どうも。」

兼城「どうも ありがとう…。]

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兼城「恵里ちゃん 遅いねぇ。」

容子「やっぱり ダメだったか…。 かわいそうに。」

柴田「あなたのせいだ。」

真理亜「はあ? 何でよ? いずれ 分かることでしょうが。 今のうち はっきりしといた方が いいでしょ。」

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柴田「そんな 冷たいんだ だいたい。」

真理亜「誰も あったかいなんて言わない。」

兼城「あ 恵達君?」

恵達「大丈夫ですよ そんな。 真理亜さんの言ったとおりでも『どうも!』って 帰ってきますよ。」

兼城「そうね。」

恵達「はい。」

兼城「そうだねえ。」

容子「そうかなあ。」

柴田「あの 皆さん ダメだって きめつけてますよね? まだ 決まったわけじゃ ないですよね。」

兼城「そうそう そうだよねえ。」

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柴田「ですよねぇ ね?」

恵達「え あ はい…。」

柴田「それに こんなに遅いって事は 話が はずんでるからですよ。 ダメだったら すぐに分かります。」

恵達「あ そうか。」

兼城「もう ラブラブかもしれないね。」

柴田「そんな…。」

容子「あんた いいヤツだねぇ。」

真理亜「決まってるわよ ダメに…。」

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(戸が開く)

恵里「どうも… 遅くなりました。 すみませんねぇ。」

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恵達「お帰り 姉え姉え。」

兼城「お帰り 恵里ちゃん。」

容子「お帰り。」

柴田「お帰りなさい。」

恵里「ただいま。」

兼城「こっち 座って。」

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真理亜「で? どうだったの?」

恵里「真理亜さんの 勝ちです。」

真理亜「そう。」

恵里「私は 文也君にとっては 過去の女でした。」

恵達「は?」

真理亜「『過去の女』だ?」

恵里「え? なんか 変ですか?」

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