【 連続テレビ小説「エール」】21話ネタバレ

関内家馬具の作業場

裕一「あっ… お… 音さん すいません あの… 寝過ごしてしまいました。」

音「おはよう。 岩城さん いい?」

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岩城「ああ… まあ あとは1人で十分だ。」

音「はい。」

裕一「あっ 失礼します。」

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豊橋を案内する音

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裕一「馬具って かっこいいね。」

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音「豊橋は昔からの城下町で 今も 陸軍の施設が 沢山あるの。 町と軍は 切っても切れんの。」

裕一「嫌なの?」

音「うちで作った馬具って 全部 軍用のもんなの。 仕事手伝っとる時に ふと思っちゃうんだ。 これ 人を殺めるために 使われるんだって。」

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音「まあ それで生活しとるから 偉そうなことは言えんけど。」

裕一「軍人さんの命 守ってんのも馬具ですよ。すばらしい馬具なら 馬にも負担かけないし。」

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音「ありがとう。」

裕一「何がですか? おおっ 城壁だ! うわっ 気付かねがった!」

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音は 思い出の地を案内しました。 ここは子どもの頃 かぐや姫に選ばれず 落ち込んでいた時に お父さんの励まされた場所でした。

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教会

音「ここで ちっちゃい頃 双浦環さんの歌を聴いたの。」

教会が 歌手を目指す きっかけになった場所でした。

音「それがきっかけで 私も歌いたいって思ったんだ。」

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音「裕一さんは双浦 環さん知っとる?」

裕一「うん。」

回想

裕一「きれいだ~。」

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回想終了

裕一「…いや 知らない。」

音「ふ~ん。」

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お団子屋

音「はい。」

裕一「うん? えっ… 何これ?」

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音「安隆スペシャル お父さんが よく食べとったの。」

裕一「わあ… ぜいたくだね!」

2人「頂きます。」

おいしいおだんごも頂きました。お父さんが大好きだったお店でした。

裕一「うん 甘味が凄い!」

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音「おいしい?」

裕一「うん! おいしいです!」

そして… 海に来ました。

裕一「ねえ 聞こえる?」

音「波の音。」

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裕一「音楽だよ。 音楽が聞こえる。」

音「お父さん 元気かな?」

裕一「聞いてみっか。」

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裕一「お父さ~ん!」

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裕一「元気ですか~?」

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裕一「元気だって。」

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音「歌手になるって お父さんと約束したの。」

裕一「あっ じゃあ お父さんに詩 書いてよ。 僕 曲 作っから。」

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音「うん!」

裕一「うん!」

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