【行列の女神~らーめん才遊記~】最終話ネタバレ

2020年6月8日放送の【行列の女神~らーめん才遊記~】最終話のネタバレです。

らーめん才遊記はテレビ東京で放送しているドラマです。

現在は(2020年6月現在)Paraviでも視聴可能です。

テレビまたはParaviが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

『清流房』全店舗の近くに、看板メニュー“濃口醤油らあめん”と同じ味を出すラーメン店が出現。しかも『清流房』より値段が安いため、ごっそり客を奪われてしまう。さらに不幸は続き、芹沢(鈴木京香)に「ジャパンフードサミット」ラーメン部門中止の連絡が。明らかにようこ(高畑淳子)の横やり。卑劣なやり方を批判するゆとり(黒島結菜)に、ようこは「ワクワクさせるラーメンを用意できたら撤回する」と言い出すが……。

最終話ネタバレ

今や 世界に誇る 大人気国民食 ラーメン。

そのラーメン業界をけん引する 1人の女性がいた。

そして そんな彼女の傍らで 目覚ましい成長を遂げた 1人の新入社員。

ラーメンの持つワクワクに魅了された 2人の師弟が たどり着く未来とは?

らーめん才遊記の画像

たかじのスタッフ「それでは ただ今より 濃口醤油らあめん たかじ オープンでございます。 よろしくお願いします。本日100円です。 本日のみ100円。」

らーめん才遊記の画像

清流企画

夏川「えっ!?池袋店もですか?」

白坂「えっ そっちもオープン記念 100円?」

須田「で 中野店の客の入りは?」

夏川「部長 やっぱり 池袋店のすぐそばにも濃口らあめん たかじって店が オープンしてます。」

らーめん才遊記の画像

河上「おそらく うちのすべての支店が 同じ状況でしょう。とにかく社長に報告しないと。」

ゆとり「私 行ってきます。」

清流房スタッフA「あぁ 汐見さん。」

ゆとり「社長は?」

清流房スタッフA「今 外に様子を見に。」

らーめん才遊記の画像

濃口らあめん たかじ

たかじのスタッフ「お願いします 100円でございます。 ありがとうございました。 よろしくお願いします。」

らーめん才遊記の画像

ゆとり「社長!」

芹沢「わかってる。 他の支店でも同じことがおこってるんでしょ。」

ゆとり「はい。でも どうして急に こんな…。」

らーめん才遊記の画像

数日後

河上「濃口醤油らあめん たかじのオープン以降 らあめん清流房は 本店 支店ともに売り上げが激減しています。」

芹沢「私のアンテナにも引っかかってこないくらいだったから敵は かなり用意周到に準備を進めてたみたいね。」

らーめん才遊記の画像

須田「オープン記念ラーメン100円で盛り上がるのは初日だけだと思ってたんですけどね。」

白坂「2日目以降はトッピング無料のクーポンを配ったり 大盛り無料サービスをしたりして客寄せしてるみたいです。」

夏川「それだけじゃないんです。今日 偵察に行ったら…。」

ゆとり「ええ 驚きました。」

回想

ゆとり「店名どおり濃口醤油がメインですね。」

夏川「ふざけてる。 明らかに清流房のパクリじゃないのよ。」

たかじスタッフ「濃口醤油らあめん 2丁 お待ちしました。」

夏川「ん? これ 味もうちの濃口醤油らあめんと そっくり。」

らーめん才遊記の画像

ゆとり「ええ。 違いは 鮎の煮干しの 風味がないことだけです」

回想終了

ゆとり「まさか あのレベルでうちの味を再現するなんて…。」

芹沢「そこは問題じゃない。値段が いくらだったの?」

ゆとり「あっ… たしか 700円でした!」

らーめん才遊記の画像

夏川「うちの濃口850円より150円も安いです。」

河上「となると たかじがやろうとしてることは明白です。これは カッコウ戦略ですね。」

ゆとり「カッコウ戦略?」

須田「カッコウって鳥には別のの鳥の巣に卵を産み付ける 托卵って習性があるんだよ。そのカッコウの卵が早くふ化して 本来の巣の持ち主の卵を追い出すと だまされた親鳥に巣立つまで面倒を見てもらえるんだよ。」

らーめん才遊記の画像

白坂「それを飲食店に置き換えた場合 例えば 焼肉店のすぐそばに雰囲気とか 味がよく似てる もっと安い価格設定の焼肉店が出店したら?」

らーめん才遊記の画像

ゆとり「お客さんを取られちゃいますね。」

芹沢「つまり共存共栄は成り立たない。残された道はどちらか一方が その地域を去る。潰し合いよ。」

ゆとり「潰し合い… じゃあ早く何か対策を考えないと! 社長!」

河上「たかじですが中堅の商社が出資して麺獄グループが運営していますね。」

らーめん才遊記の画像

白坂「麺獄って たしか千葉と茨城を中心に展開してるラーメングループですよね?」

須田「流行のニーズに応えて確実に利益を出す 戦略を取ってるとこだな。」

夏川「でもなんで そのまた麺獄グループが らあめん清流房を狙い撃ちするようなやり方で進出してきたわけ?」

河上「それは…。」

芹沢「しばらくは様子見ね。」

らーめん才遊記の画像

須田「えっ?」

芹沢「対策を立てるのは相手の手札を見てから。」

ゆとり「でもそれじゃ対応が後手後手になるじゃないですか。」

そこに電話が鳴る

河上「はい 清流企画です。お世話になっております。あっ 少々 お待ちください。」

河上「社長 ジャパンフードサミットの運営員会からメールを送ったので確認してほしいと。」

芹沢「メール?」

らーめん才遊記の画像

芹沢「ラーメン部門 参加中止?」

夏川「中止? 中止って どういうことですか?」

芹沢「よりによって このタイミングで またやってくれた。あなたのお母さん。」

ゆとり「えっ?」

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ゆとり「えっ!?」

須田「運営委員長 橋爪ようこ!?」

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運営委員会 会場

ゆとり「卑怯者! 鬼ババァ! 意地悪大魔王!」

運営委員A「き…君は入ってきて早々何を言ってるんだね!?」

運営委員B「というか…誰!?」

橋爪「私の娘よ。」

2人「え~っ!?」

ゆとり「違います! 私の親は ラーメンです。」

芹沢「申し訳ありません!どうしてもと言うので 今日同行させた我が社の社員ですが社員教育以前に 人として 常識に著しく欠けてるものですから。」

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ゆとり「私はな この人に ひと言 言ってやらないと気が済まないんですから?」

芹沢「もう話したでしょ。まぁ フードサミットの運営委員長に就任したからといって ここぞとばかりに毛嫌いしているラーメンを排除しようなんて 相当 子どもじみてますけどね 橋爪先生!」

橋爪「日本の食文化を世界に紹介するうえで より トラディショナルなものに テーマをあてたいというだけのこと。ラーメンのようなフェイクフードじゃなくてね!」

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芹沢「フェイク?ラーメンは料理として偽物ということですか?」

ゆとり「なんですか!? それ!失礼すぎますよ。」

橋爪「ラーメンっていう食べ物の歴史をひも解けば そう呼ばれて当然だって達美ちゃんなら理解してるでしょ。そもそもラーメンが大衆料理として日本に普及したのは戦後になってから。」

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橋爪「食べる側にとっても 作る側にとっても 安くて手っ取り早いからこそラーメンは人気を博した。その実情は日本伝統のそばやうどんが手打ちで作られてきたのに対して ほとんどが機械打ちの麺。」

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橋爪「そして本来は焼き豚を意味する言葉なのに今や煮豚が主流となったチャーシュー。これも 醤油ダレのダシ素材にするための店側の都合でしょ。」

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橋爪「フェイクにフェイクを重ねて作られてきたものには本物も真実も存在しない。日本の食文化の代表を担わせるような高尚なものには なりえないわよ。」

ゆとり「でも ラーメンは人気があるでしょ!」

橋爪「もちろうんよ。ラーメンはB級グルメの王様。だから それで満足しなさいって言ってるの。だいたい 達美ちゃんも今は自分のお店を守ることに専念した方がいいんじゃなくて?近くにオープンしたお店にお客とられて閑古鳥がないてるそうじゃないの。」

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橋爪「たかだか 数百円の値段の差で そんな状況になるなんて…。ラーメンってものの底の浅さをよく表してると思うけど。じゃあ 正式決定が出たら改めて連絡しるわ。じゃあ お疲れさま。」

会議終了後

運営委員A「本当に 今日はありがとうございました。」

橋爪「ごめんなさい もう。」

運営委員A「いえいえ とんでもない。」

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運営委員A「あ… じゃあ 先生 我々は失礼させていただきます。」

らーめん才遊記の画像

橋爪「まだ なんか言うことあるわけ?」

ゆとり「ワクワクする。」

橋爪「はぁ?」

ゆとり「芹沢社長のラーメンは ワクワクするの。外国のお客さんが街に ラーメンを食べにいってもワクワクするラーメンと出会えるかどうかは わからない。」

らーめん才遊記の画像

ゆとり「だから サミットには芹沢社長のラーメンが絶対に必要なの!」

芹沢「汐見…。」

橋爪「なら それを証明してみせなさい。」

ゆとり「えっ?」

橋爪「私を ワクワクさせるラーメンを用意できるならラーメン部門の中止は撤回する。期日は10日後。それでどう?」

らーめん才遊記の画像

ゆとり「いいよ。オッケー。全然 余裕。」

橋爪「もし 私をワクワクさせられなかったら ゆとり… あなたは清流企画を辞めて うちに戻ってもらうわよ。それでいい?」

ゆとり「じゃあ 今のはなし!」w

芹沢「なしには しない。その話 受けて立ちます。」

ゆとり「社長!この人 意地悪大魔王なんですよ。」

芹沢「今の条件 私には これぽっちも リスクないもの。あなたを餌に チャンスが拾えるなら乗らない手はないでしょ。」

らーめん才遊記の画像

橋爪「あら… 負けを承知で戦うなんて 達美ちゃんらしくもない。」

芹沢「まさか!ラーメン嫌いをこじらせすぎて ねじ曲がった橋爪先生の根性をたたき直す品 ちゃんとご用意します。」

橋爪「あっ! 毒を盛って私を葬ろうだなんて思わないでね。ラーメン自体 私にとっては 毒になりかねないんだから。」

芹沢「おいしすぎて 驚きのあまり くだばっていただけたら 私にとって 万々歳です。」

ゆとり「意地悪大魔王が2人…。」

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