連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第21話「1946-1948」【第5週】

あらすじ

安子(上白石萌音)は稔(松村北斗)のことを思い続けていました。すくすくと育つるいの成長が安子にとっての心の支えでした。そんな安子を勇(村上虹郎)は気にかけ続けています。そんななか、美都里(YOU)は安子にひどくきつく当たるようになっていました。とうとう美都里は安子を雉真家から追い出すよう千吉(段田安則)に持ちかけます。

21話ネタバレ

雉真家

寝室

<稔の戦死の知らせから 半月が過ぎました。 安子は 波が かれ果てるまで 泣き暮らしました>

安子「うっ…。」

(るいの泣き声)

<『ひなたの道を歩けば 人生は輝く』。 そう歌っている安子は 暗闇から抜け出せずにいました>

安子♬『Leave your worries on the doorstep』

ダイニング

千吉「ちいたあ食べにゃあ 体がもたんぞ。」

美都里「よう食べれるもんじゃね。 稔は もう食べれんのよ。」

安子「せめて おみそ汁だけでも 飲んでください。 今 ぬきいのに替えましたから。」

勇「義姉さん やけどしとらんか?」

安子「うん 大丈夫。」

千吉「何ゅうしよるんじゃ。」

美都里「あさりのおみそ汁 稔の好物じゃったねえ…。 うっ… うう…。」

タミ「奥様。 お部屋で少しお休みしましょう。 さあ 参りましょう。」

千吉「勇。」

勇「何?」

千吉「できるだけ早う 大学に退学届ょお出しとけ。」

勇「何でなら? 春から復学いう話じゃったじゃろう。」

千吉「おめえは 雉真の跡継ぎになったんじゃ。 野球やこ しょおる場合じゃねえじゃろう。」

勇「わしゃあ 野球しか能がねえんじゃ。 繊維業やこ できるわけがなかろうが。」

千吉「できんでもやるんじゃ。」

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