連続テレビ小説「あまちゃん」119回「おらのばっぱ、恋の珍道中」

司会者「アキちゃん? ねえ アキちゃん。」

アキ「あっ はい!」

司会者「最近 どうですか? お仕事は。」

アキ「今は 恋人が お仕事です。」

スリーJプロダクション

テレビ・司会者『アキちゃん?』。」

テレビ・アキ『今は 恋人が お仕事です』。

テレビ・司会者『え… アキちゃん それは どういう意味なのかな?』。

『パークスタジオ』撮影スタジオ

アキ「あっ 間違えた! お仕事は 恋人です。」

スリーJプロダクション

春子「…バカ。」

『パークスタジオ』撮影スタジオ

アキ「あれれ?」

純喫茶・アイドル

水口「仕事が恋人でしょ。」

アキ「すいません。」

水口「これ。 これ見て ピンと来たんです。『男ができると 顔つきが変わる』って 昔 太巻さんから教わった。 口元が緩んだり 目の瞳孔が開いたり 焦点が合わなくなったりね。」

甲斐「そう そう そう 顎の割れている女は…。」

水口「覚えてるよね! ここで 予備校のCMの面接したの。」

回想

萩尾「そういうった スキャンダル等が出ますと 契約破棄になりかねないんで。」

春子「いないもんね 彼氏とか。 全然 大丈夫です。」

回想終了

アキ「う~…。」

水口「いちいち泣かない。」

アキ「だって だって たたかれるもの。」

水口「知るか。 …で 相手は誰? いつ知り合って いつから つきあってるの? 言えないか。 じゃあ 一つだけ教えて。 板前? 板前じゃない?」

水口「…板前かよ。」

無頼鮨

梅頭「いや 私じゃないですって!」

種市「お待たせ致しました。」

河島「こちらを ご覧ください。」

鈴鹿「太秦(うずまさ)? あ? 太巻?」

河島「太巻映画祭です。」

荒巻「まあ… ちょっと恥ずかしいんですが。」

河島「我が オフィスハートフルの全面出資で 気鋭の映画監督9人の 新作映画を製作します。 中ほど 星印がついてるのは 既に決定している企画です。」

荒巻「条件はですね うちのタレントを主演に使って 純然たる アイドル映画である。 それだけです。」

鈴鹿「土足で踏み荒らすわね。」

荒巻「CDや DVDが 売れなくなってきている。 もはや ピークは過ぎています。 アメ女も GMTも 余命1年か 2年。 そのあと ソロとして 誰が生き残れるのか 逆算して 戦略を立てないと」

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