連続テレビ小説「あまちゃん」119回「おらのばっぱ、恋の珍道中」

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アキ「…。」

春子「何よ。」

アキ「何でもねえ。」

<どうすべ やっぱ ママに言うべきなのか>

水口「ただいま帰りました。」

春子「お疲れ~。 ねえ すごい反響じゃない『パークスタジオ』。

水口「あっ そうすか。」

春子「見て『恋人が お仕事です』って。 勝手に動画作って アップしてる 奴がいる。」

『ですか? この声援』。

アキ『恋人が お仕事です』。

(笑い声)

水口「暇な奴が いるもんですね。」

<言えねえ。 彼氏がいるなんて 恋人が板前なんて 口が裂けても言えねえべ>

無頼鮨

鈴鹿「…分かりました。 やりましょう! ただし 一つだけ 条件を出させて。」

荒巻「何でしょう?」

鈴鹿「ヒロインは オーディションで決めましょう。」

河島「え?」

小野寺「わ… 私は?」

鈴鹿「あなたも受けなさい。 私が立ち会って 決めます。」

小野寺「…はい。」

鈴鹿「ごめんなさいね。 私が関わる以上 コケるなんて ごめんですから。」

河島「社長。」

荒巻「…いいでしょう。」

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(携帯の着信)

アキ「じぇ!」

春子「誰から?」

アキ「う… うん。 ちょっと。」

春子「出なさいよ。 どこ行くの?」

アキ「う… う~ん トイレ。」

春子「さっき行ったばっかりじゃない。」

<母親とマネージャーに にらまれながら 彼氏がらの電話に出ま~す>

アキ「もしも~し 天野です。」

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