連続テレビ小説「あまちゃん」121回「おらたちの大逆転」

記者会見

荒巻「物語は 前作の15年後 主人公 ひろ美の その後の人生を描きます。」

鈴鹿「『鈴鹿ひろ美です』『鈴鹿ひろ美です』私の大切な 大切な デビュー作のリメーク。 新しいヒロインを迎えるという事で…。」

荒巻「こちらにおられる鈴鹿さんと オーディションを勝ち抜いた娘役の ダブル主演となります。」

東京EDOシアター前

荒巻『ダブル主演となります』

「オーディション会場は こちらになります。」

「オーディション会場は こちらになります。 そのまま まっすぐ お進み下さい。」

「オーディション会場は こちらになります。 そのまま まっすぐ お進み下さい。」

東京EDOシアター
入口

黒川「どうした?」

アキ「やっぱ 怖(こえ)えな。」

水口「俺も クビになって以来だよ ここ来るの。」

黒川「やめるか? アキ。」

アキ「今更 ビビッてても しかたねえ。 おらには 夏ばっぱが ついてる。」

廊下

アキ「スリーJプロダクションの 天野アキです。」

「そちら 胸につけて下さい。 空いてる席 どうぞ。」

河島「え~ 中に入ったら 簡単な自己P.R.をして頂きます。 そのあと こちらのセリフを読んで下さい。 持ち時間は 一人3分になります。」

小野寺「アキちゃん。」

アキ「小野寺ちゃんも 1次がら?」

小野寺「うん。 真奈ちゃんも しおりちゃんもだよ。」

アキ「じぇじぇ~。 GMTも一般も一緒か。」

小野寺「お互い 頑張っぺ! じゃあ。」

アキ「相変わらず めんこいな。」

アキ(心の声)『母ちゃん 親孝行できなくて ごめんなさい』。

<そこに 何気なく書かれた 1行のセリフのせいで おら また 夏ばっぱの事 思い出してしまいました>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク