連続テレビ小説「あまちゃん」146回「おらたち、いつでも夢を」

安部「さあ まめぶ出来たよ!」

しおり「懐かしいね!」

河島「お前ら それ食ったら移動するぞ!」

真奈「え~!?」

河島「食ったら移動な。」

真奈「まだ よかろうもん。」

アキ「相変わらず忙しいのか?」

喜屋武「まあね この夏は ずっと チャリティー。」

しおり「アキは 海女さん やってないの?」

アキ「うん 今年は ウニが 津波が流されちまって…。」

しおり「そっか 大変だね。」

ユイ「お話中 すいません。 追加で ご注文頂いて よろしいですか?」

小野寺「あ… お構いねぐ。」

ユイ「いやいや そうじゃなくて。 いつまでも貸し切りにしてたら 商売になりませんから。」

(ドアベル)

しおり「お~ 種市 遅いじゃん! 待った 待った!」

種市「おめえら ホントに来たのか。」

喜屋武「種市… 男前になったね 種市!」

磯野「えっ 何!? 何で そんなに親しいの?」

真奈「劇場裏のおすし屋さんで しょっちゅう会いよったから。」

磯野「あっ そう あっ そう… 教え子 教え子だし。」

しおり「どうなの どうなの? 順調?」

ユイ「すいません! ご注文 ご注文!」

しおり「じゃあ… コーラ 5(ファイブ)!」

ユイ「(舌打ち)」

種市「今は 海中の がれき撤去やってる。 今日で袖が浜の作業は 終わりました。 お盆過ぎにとは いきまえんけど 20日ごろには潜れます。」

アキ「やった 安部ちゃん! 20日には潜れるど!」

しおり「違うんだよ! アキと どうなの?」

真奈「まだ つきあいようとやろ? チューしたとやろ?」

(グラスを置く音)

アキ「ユイちゃん…。」

ユイ「カラオケありますけど 歌います?」

河島「いやいや いやいや… 今日は ちょっと オフなんで。」

吉田「『地元に帰ろう』聴きたいですね。」

大吉「こら こら いくら何でも失礼だべ!」

菅原「んだよ! ププ… プライベートですもんね~。」

しおり「別に。」

菅原「いいんですか!? じゃあ じゃあ… お願いします!」

河島「記録用ですよね。」

ヒロシ「はい 記録用です。」

河島「記録用ですよね。」

ヒロシ「記録用です。」

♬~(『地元に帰ろう』)

北三陸駅

吉田「はい!」

一同「まめぶ~!」

アキ「久しぶりに会えて うれしかった。」

真奈「かわいか方にも よろしく。」

しおり「いや うちら 危なかったからね! あの子が上京したら 間違いなく センター!」

アキ「そうか… そうだよな。」

河島「お前ら 運がよかったと 思わなきゃな。」

アキ「頑張ってけろ 応援してっから。」

小野寺「アキちゃんもね。」

しおり「またな! じゃあね またな。」

小野寺「バイバ~イ。」

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