アキ『じぇじぇ! なまり過ぎてる海女のアキです!』。
ユイ『ミス北鉄 足立ユイです! せ~の…』。
2人『潮騒のメモリーズZ』。
回想
ユイ「2009年 夏に オープンされた海女カフェですが 昨年の津波で被害を受け いまだ 再建のめどが立っておりません。」
アキ「震災前は ここさ きれいな水槽が 並んでいて 珍しい魚や 珍しぐねえ魚が たくさん泳いでたんです!」
ユイ「7月1日の開業に向けて 私たちも 精いっぱい頑張りますので 皆さんも どんどん 北三陸さ来てけろ!」
アキ「北鉄も畑野まで走るど~!」
回想終了
さかなクン「そこで 自分にも 何かできる事は ないかなと考えて そうだ! さかなクンのコレクション寄贈しようと思ったんです。」
大吉「さかなクン コレクション?」
さかなクン「はい。 さかなクンの水槽と珍しいお魚を プレゼントしようと思って!」
一同「じぇじぇじぇ!」
<6月に入り さかなクンのコレクションが 運び込まれました>
海女カフェ
<そのころには海女カフェの再建も 着々と進んでいました。予算が足りず 震災前の海女カフェには 到底 及びませんが 手作り感あふれる 温かい お店になりそうです>
ヒロシ「種市君! そっち 白いペンキある?」
種市「いや ないですね。」
勉「あっ こっちさ あるよ!」
ユイ「あっ アキちゃん 私やる。」
アキ「あっ ありがとう。」
ユイ「ありがとう 勉さん。」
勉「気を付けて。」
さかなクン「アキちゃん よかったね!」
アキ「うん。 完全に元どおりじゃねえが 逆回転 成功だべ!」
さかなクン「ギョギョギョ!」
アキ「じぇじぇじぇ!」
さかなクン「やった!」
アキ「フフフフッ!」
<種市先輩 ストーブさん 勉さん それに ユイちゃん>
アキ「ユイちゃん 何 描いたの?」
ユイ「雲。」
アキ「あっ 雲か!」
ユイ「なぜか 二度塗りしてるの。」
アキ「フフフッ。」
<みんな いろいろあったけど 今 ここに いる。 その事が たまらなく うれしいアキでした>
アキ「おらも描ぐ!」
さかなクン「うん!」
夏「アキ~! 何してんだ? 早ぐ行ぐぞ。」
アキ「ああ ごめん ごめん! すぐ行ぐ!」
喫茶・リアス
吉田「あっ 帰ってきたんですか? フフフッ。」
忠兵衛「帰ってきたぞ~!」
(ドアベル)
吉田「はい いらっしゃ~い。 すいません。 今日 海女カフェに 水槽と魚が入って みんな そっちさ行ってるんですよ。」
忠兵衛「夏ちゃんもか?」
吉田「夏さんは 浜です。」
忠兵衛「ふん! 何だ くそ面白くね。」
吉田「ご注文は?」
忠兵衛「おい にいちゃん ウニ丼けろ。」
鈴鹿「あっ 私も。」
吉田「残念。 最後の1個。 フフフフッ! 最初は グー! ジャンケンポン!」