連続テレビ小説「カーネーション」第92回「隠しきれない恋」【第17週】

あらすじ

糸子(尾野真千子)を周防(綾野剛)が抱きしめたところを、北村(ほっしゃん。)が見ていた。動揺する糸子。家に戻った糸子は着物に着替えず、洋服のまま店に出る。その夜初めて自分のために女性らしいデザインの洋服を仕立て、次々に新しい服を縫って店に出すようになる。ある日、三浦(近藤正臣)から呼び出され、糸子と周防にだまされたと北村が言っており、北村も糸子にほれていたと知る。驚く糸子だが、そこに周防が現れる。

92ネタバレ

北村の工場

糸子「好きでした。」

周防「おいも… 好いとった。 ずっと…。」

<『おいも 好いとった。』は『わしも 好きやった』で ええんやろか 周防さんの心臓の音が ミシンくらい はよ打ってました。 そんで合うてるんやと 思いました>

(ドアを蹴る音)

糸子「誰?」

周防「北村さんですたい。」

糸子「北村さん?!」

周防「今 そこから 目の合いました。」

糸子「顔… 怒ってましたか?」

周防「はあ… まあ。」

糸子「はあ… どないしよう…。 悪い事してしもた。 そら 怒るわな。 大事な開店の日やのに…。」

周防「どこ 行くとね?」

糸子「店です。 謝ってきます。」

周防「いや 小原さんは 行かん方が よかです。」

糸子「何で?」

周防「いや その…。 まあ とにかく おいが謝っておきますけん。」

小原家

台所

(鼻歌)

糸子「ただいま。」

千代「お帰り~。 あんた…。」

糸子「何?」

千代「何や きれなったなあ。 な… 何か あったんか?」

糸子「何もないわ。 今日は ちょっと化粧してるよって ましに見えるだけや。」

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