北三陸駅
大吉「え~ お座敷列車 潮騒のメモリーズ号 間もなく発車で~す!」
(歓声)
春子<『ついに この日が来た』 水口君は 興奮を隠しきれませんでした。 潮騒のメモリーズ復活! 明日の1面トップは もらった>
水口「出発!」
黒川「待って下さい! 待って下さい 乗せて 大吉さん 乗せて下さい!」
大吉「いやいや それは無理だ マサ。 お座敷列車は もう来月分まで 予約でいっぱい!」
黒川「いいんですか?」
ヒビキ「明日も乗るし 言ってみりゃ あんた 潮騒のメモリーズの 生みの親みてえなもんだし。」
黒川「産んではないけど ありがとうございます。」
(発車のベル)
黒川「ハハハハ! あ!」
(シャッター音)
大吉「皆さん どうも大変長らく お待たせしました。 いよいよ登場でございます。 潮騒のメモリーズ!」
(歓声)
大吉「大変失礼しました。 さあ登場で~す!」
(拍手と歓声)
「アキちゃん! ユイちゃん!」
2人「私たち潮騒のメモリーズZ!」
テレビ
アナウンサー『続いてのニュースです。 東日本大新星で被害を受けた ローカル線が 今日 一部 運転を再開しました。 地元市民に交じって 全国各地の 北鉄ファンが エールを送りました。 そして 午後には 地元アイドルを乗せた お座敷列車 潮騒のメモリーズ号が 運行しました』。
純喫茶・アイドル
甲斐「この子 昔 うちでバイトしてた! この子のお母さんもね うちで バイトしてたの。 潮騒のメモリーズ 今一番 熱いよね! 失礼しました~。」
天野家
春子<後日 2人の活躍は 地元の新聞でも 大きく報じられました。 残念ながら 1面のトップでは ありませんでしたが>
喫茶・リアス
勉「めっちゃ悔しい!」