連続テレビ小説「あまちゃん」54回「おらの大失恋」

観光協会

菅原「はい アキちゃん?」

花巻「これ みんなさ回せ!」

菅原「え? 何だろ? ん?」

アキ「袖が浜に 海女クラブが運営する 海女カフェを造りましょう。」

かつ枝「んだ!」

菅原「カ… カフェ?」

弥生「んだ! ほれほれ! ほれほれ! よしよし!」

かつ枝「 あ いけ いけ いけ! いけ~!」

アキ「わ~!」

かつ枝「お~!」

大吉「いやいや ちょっと ちょっと! そんな簡単にね 作りましょうって言うけど アキちゃん 現実的に金が。」

かつ枝「何言ってんだ? いいか! アキど ユイちゃんの 人気で儲けた金は 半分は 北鉄のもんだが 半分は 海女クラブのもんだべ!」

弥生「んだ んだ! んだ んだ!」

美寿々「ミサンガだって売れてんだべ?」

弥生「なんぼ儲かった?」

菅原「いや。」

弥生「おい 大吉! あ!」

大吉「いや 夏ばっぱ。」

夏「夏までに 何らかの回答がなければ 今年は 潜んねえぞ!」

弥生 美寿々「んだ! んだ んだ!」

菅原「来た 切り札! 海女のストライキだよ これ。」

一同「海女カフェ! 海女カフェ!」

アキ「海女カフェ! 海女カフェ!」

喫茶・リアス

ユイ「アキちゃんは?」

春子「ああ きょうはね 観光協会。」

水口「海女カフェ 造るんだってさ。」

回想

水口「いや 母親のガードが堅くて。 ええ なまってる子…。」

回想終了

春子「ホントに お座敷列車 終わったばっかりなのに 落ち着かない子だわね。 ユイちゃんも 大変だよね。」

ユイ「え?」

春子「相変わらず すごい人気じゃん。」

ユイ「ああ…。 でも 今だけですから。」

春子「今だけ?」

ユイ「こんな へんぴな町の しかも 現役女子高生っていう 希少価値込みの 人気ですから。 東京行ったら 私くらいのレベル ザラにいますから。」

春子「ユイちゃん どうした?」

ユイ「別に。 …ていうか 何なんですか? こないだから隠れて こそこそ写真撮ったり 急に話しかけたり! 何が 目的なんですか?」

<水口琢磨 32歳 おとめ座。 この男の存在が その後の アキとユイの運命を  左右する事を まだ誰も知りません>

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