連続テレビ小説「あまちゃん」56回「おら、スカウトされる!?」

<潮騒のメモリー』とは 1986年の 正月映画として公開された 青春映画です。 今や 実力派女優として知られる 鈴鹿ひろ美のデビュー作で 鈴鹿本人が歌う主題歌は 60万枚のセールスを記録しました。 ちなみに1986年といえば ほかに こんな曲が ヒットした年です>

1986年のマリリン

♬『マリリン 長い髪をほどいて』

君は1000%

♬『君は 1000% 欲しいよ』

じゃあね

♬『じゃあね そっと 手を振って』

大吉「懐かしいなあ これ。 北鉄が開通した 2年後か。」

吉田「見ます? テレビでやった時 録ったやつだから 頭とケツに 水野晴郎が映ってますけど。」

春子「今は駄目!」

吉田「何で?」

春子「テレビ見てんの ユイちゃんの。」

テレビ

ユイ「う~ん! すっごい軟らかいですね。」

「軟らかいです。」

ユイ「ソースが すごい ニンニクが利いてて とっても おいしいです! この お肉って どこの部位なんですか?」

喫茶・リアス

大吉「頑張ってんなあ。」

菅原「ホント 毎日 出てるもんね。 律儀に北鉄の制服ば着て…。」

大吉「頭 上がんないよ。」

春子「でも 何か やつれてない?」

吉田「大丈夫ですよ。 若いし ステーキ食ってるし。」

春子「何か心配。 ユイちゃん 学校行けてんのかしらね。」

ヒロシ「午前中は行ってるみたいです。」

一同「じぇじぇ!」

吉田「何だ お前… げっそりして!」

大吉「大丈夫か? おい。 海女カフェ担当。」

ヒロシ「いや… 何か すっかり 生気吸い取られちゃって 身長 縮んじゃいました。」

吉田「イケメンのミイラなんて 初めて見たよ。」

菅原「病院さ行った方が いいんでねえか?」

ヒロシ「だったら 代わって下さいよ。 朝から晩まで 5人のおばちゃんの 5種類の愚痴聞かされて 血液ドロドロです。」

菅原「うん 絶対嫌だ。」

ヒロシ「あの人たち 文句ばっか言ってて 全然 手伝わないんです。」

回想

アキ「どこさ置ぐ?」

夏「ケツ痛ぐなるなあ この椅子。」

弥生「だから 掘りごたつにしろって 言ったんだ。」

夏「大体 よく考えたら この店 おらのスナックの商売敵でねえか。」

美寿々「んだ んだ。 こんな しゃれた店 出来たら 誰も 梨明日さ来なぐなる。 テーブルさ 傷つけてやっぺ。」

夏「こら 美寿々。」

かつ枝「ほら ほら ほら このメニューな アールグレイって何だ?」

弥生「GRAYは バンドだべ バンド。」

長内「アボガドか? それとも アボカドか? どっちが正解だ?」

花巻「どっちでもいい。 働け!」

回想終了

ヒロシ「このままじゃ 7月1日のオープンに 間に合わねえっす。」

吉田「駄目だよ 海開きに合わせてくんねえと。」

ヒロシ「しかも おばちゃんたち もう 潜る気ゼロなんですよ。」

一同「じぇじぇ!」

ヒロシ「『カフェに専念したい』とか言って かつ枝さんなんか バリスタの資格取ろうとしてます。」

<ちなみに バリスタとは コーヒーを入れる 高い技術や知識を持つ カフェのスペシャリストです>

想像

かつ枝「ごゆっくりどうぞ!」

想像終了

一同「やばい やばい やばい!」

菅原「募集するべ。 若いウエイトレス 募集するべ。」

大吉「ついでに 海女さんの募集もかけよう。」

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