スピーカー『海女カフェのオープンです!』。
一同「いらっしゃいませ!」
長内「めんこい めんこい!」
菅原「いやいや…。」
2人「じぇじぇじぇじぇ~!」
長内「見てけろ! ようやく間に合ったべ!」
大吉「やりやがったな 組合長!」
長内「今日から おらの事 オーナーと呼んでけれ。 あっ 先生! どうも どうも! どうぞ! こちら 特等席へ!」
功「盛況だね1 駐車場いっぱいだったよ!」
よしえ「これ ホントに うちのヒロシが?」
菅原「そうなんですよ! 海女カフェ担当として プランから 全部関わって なあ 足立君!」
ヒロシ「いらっしゃい。」
功「天野 すごいね。 新名所誕生だよ!」
春子「ホントですね。」
よしえ「みんな こういうの 待ってたのよね。 アキちゃんは?」
春子「何かね まだまだ 褒めたかったんだけど てれて 逃げちゃったの。」
(拍手と歓声)
功「あれ アキちゃん?」
春子「アキです! アキ アキ! すごいね!」
(拍手)
よしえ「今? 今?」
春子「今 今 今! ライブ ライブ!」
<潜水土木科での努力が実を結び アキの潜りは 飛躍的に上達していました>
(拍手と歓声)
喫茶・リアス
アキ「もう始まってる? ユイちゃんの番組!」
美寿々「あっ はいはい。」
ユイ『すごいですね。 さて 取れたてのウニは もちろん ここ 海女カフェならではの メニューも たくさん あるんですよね』。
美寿々「じぇじぇ!」
(笑い声)
ユイ『ここ 北三陸では まめぶ汁が有名なんですが ここでは 7種類のまめぶが 楽しめます。 では こちらは?」
かつ枝『はい かつえおばさんの まめ まめ… まめぶ汁です!』
(笑い声)
ユイ『かつ枝さんが作られたんですね。』
かつ枝『あっ は… すいません。』
ユイ『いや 怒ってないから 謝んなくてもいいですよ。 では こちらは?』
弥生『やよいおばさんの まめぶ汁です。』
ユイ『え~っと かつ枝さんのと比べて 味は?』
弥生『…基本的に同じです。』
ユイ『じゃあ… 花巻さんが作られた まめぶも あるんですよね? どれだろう?』
花巻『つうか 全部 おらが作ってる。 こいつら 何もしねえ。 味見担当だ。』
弥生『すいません!』
ユイ『あっ あと10秒あります。』
弥生♬『私のお墓の前で 泣かないでください』
美寿々「すげえわ これ。 こんなの流していいのか?」
吉田「ある意味 放送事故だべ。」
アキ「何か好評みてえだ このコーナー。」
ユイ『さよなら~!』。
かつ枝『すいません!』。
アキ「すごいじゃん。」
吉田「ビール飲んじゃおっかな~。 まだ 6時前だけど。」
春子「飲んじゃいなよ 夏なんだから。」
吉田「そういえば ビデオ見ました?『潮騒のメモリー』。」
春子「あっ あれ まだ見てない ごめん。 ビール ビール。 アキ ジュースの飲みな。」
美寿々「ねえ 勉さん。 最近 水口君 どうしてる?」
勉「え~っと 今日は…。」
美寿々「今日じゃなくて 最近 ずっとご無沙汰じゃん。 たまには連れてきてよ。」
春子「何 振られだの?」
吉田「がっつき過ぎて 引かれたんじゃないですか?」
美寿々「まだまだ 相撲で言ったら かわいがりの段階だ。」
アキ「やべ! 帰んなきゃ!」
春子「気を付けなさいよ。」
アキ「は~い!」