連続テレビ小説「花子とアン」第149回「どんな朝でも美しい」【第25週】

あらすじ

突然甲府に帰って来た吉太郎(賀来賢人)も交え、吉平(伊原剛志)、ふじ(室井滋)、花子(吉高由里子)、かよ(黒木華)、もも(土屋太鳳)と久しぶりに家族全員そろっての夕食。しかし、どこか浮かない様子の吉太郎を吉平もふじも心配する。みんなが寝静まった後、吉平はこっそり寝床を抜け出し、ひとりいろりのそばに座る吉太郎に声をかける。みな生き延びてくれてよかったと話す父に、吉太郎は少しずつ胸の内を語り出す。

149ネタバレ

村岡家

居間

吉平「ああ~。」

ふじ「あっ! あんた お酒は駄目だって お医者様に止められてるじゃん!」

花子「ほうだよ おとう!」

吉平「硬いこん言うんじゃねえ。 せっかく 吉太郎が帰ってきたっていうに。」

かよ「ほんなこん言って また倒れちまったら どうするでえ?」

もも「ほうだよ。」

吉平「ほれにしても こうやって みんな そろって うちぃ集まるの何十年ぶりずら?」

吉太郎「ここは 昔のまんまだな。」

リン「ふじちゃ~ん! 大変 大変! てっ! もしかして 吉太郎け?」

吉太郎「どうも おばさん ご無沙汰してます。」

リン「はあ~ 無事だっただけ。 長え事会わんうちに えろう老けたじゃんね。」

(笑い声)

ふじ「ほれで リンさん 何が大変でえ?」

リン「ほうだ ほうだ! ふじちゃんと私が大好きな 岡 晴夫が 今日 甲府の集会場来て 歌うだとう!」

ふじ「てっ…。 岡 晴夫!」

リン「ほら! 入場券も手に入れただよ。 一緒に行かざあ!」

ふじ「ほうだけんど うちは 久しぶりの家族水入らずさあ。 悪いけんど これは ほかの人と行ってくりょう。」

リン「ほうけ…。 本当にいいだけ?」

ふじ「ああ いいさよう。」

リン「本当にいいだけ?」

ふじ「いいさよう。」

リン「ほうけ。 ふんじゃあ ほうさしてもろおう。 じゃあ! ♬『あかいランタン』」

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