連続テレビ小説「あまちゃん」72回「おら、東京さ行くだ!」

回想

1984年(昭和59年)

(波の音)

勉「夏さん。」

回想終了

弥生「何だや! そったら大事なこと なして黙ってた 勉さん!」

勉「『誰にも言うなよ』って 夏さんから ワカメもらったから。」

菅原「ワカ… え? それで25年もか!」

春子「それって 浜でって? え! じゃ 何で私 気が付かなかったんだろう?」

大吉「ごめん 春ちゃん! おらが 話しかけたからかもしんねえ。」

回想

大吉「すいません すいません! すいません」

大吉「春ちゃん 東京さ行くのか? 北鉄も通って この町も ますます活性化するべ。」

春子「うるせっ! 一人で生きていくって 決めたんだ! どいて!」

(警笛)

夏「よし来た! 頑張れ~! 春子~! 行ってこ~い! 春子~! 元気でな~! バンザ~イ! バンザ~イ!」

回想終了

北三陸駅

大吉「春ちゃん!」

春子「ずっと恨んでた。 もしも あの時 お母さんが 笑顔で送り出してくれてたら どんなに気が楽なんだろうって。」

大吉「笑顔で 送り出してたんだな。」

春子「何だよ! なんて人だろ 夏さんて。 何だよ もう 何なんだよ もう! う~ん!」

大吉「大吉! おめえは バカか この! 大吉! バカこの! 大吉!」

北鉄

吉田「アキちゃん どうしても行ぐのか? 東京さ 行ぐのか?」

客「車掌さん おしっこさ 行きたくなったんだども 次の駅まで なんぼ かかんべ!」

吉田「ていうか これ貸し切りの 臨時便。 駄目だよ 乗ってきちゃ。」

客「どうするべ?」

アキ「じぇじぇじぇ!」

吉田「ん? どうしたアキちゃん。」

アキ「見で あれ。」

吉田「あら!」

夏「バンザ~イ!」

アキ「ばっぱ! ばっぱ!」

夏「バンザ~イ!」

アキ「ばっぱ 元気でね! 行ってくっからね!」

夏「バンザ~イ!」

アキ「ばっぱ 元気でね! ばっぱ 元気でね! またね!」

夏「アキ~! つらくなったら 帰(けえ)ってこいよ!」

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