連続テレビ小説「あまちゃん」85回「おらの仁義なき戦い」

まごころ第2女子寮

しおり「小野寺ちゃんに プレゼント 捨てちゃっていい…?」

アキ「じぇ!」

真奈「誰ね? ここで 何ばしよっと!? あんたくさ!」

アキ「違う 違う! うちのパパ!」

真奈「あっ ホントだ…。 そん節は どうも どうも。」

黒川「お帰り。」

アユミ「ほな こっちは ママ?」

アキ「誰?」

小野寺「うちの母ちゃん。」

一同「こんにちは。」

さとみ「こんにちは。」

東京EDOシアター

水口「どいて どいて!」

まごころ第2女子寮

黒川「仕事の合間に 彼女のブログを ず~っと チェックしてたんだ。」

しおり「『どうすっぺ 40位に入んねえど クビだ…』。」

黒川「これは 果たして どうなんだと。 大事な娘同士を 大人の都合で競い合わせ 優劣をつけるような事が 許されるのかと。」

さとみ「私が書いてるんです。 この子のふりして。」

黒川「それじゃあ 一緒に抗議しましょうと。」

しおり「抗議…。 あっ 水口さん。」

水口「あっ お父さん。」

黒川「あれ? あんた…。」

水口「御無沙汰してます。」

黒川「思い出せない…。」

アキ「琥珀の勉さんの弟子だ。」

黒川「琥珀の勉さん? 琥珀の勉さん…。 琥珀の勉さん…。 琥珀…。 あ~ ごめん! 知ってるはずなのに 全く 顔が思い浮かばない!」

水口「あ~ もう結構です 勉さんは。 弟子じゃないし。」

黒川「じゃあ 何なんだ 今の話は! 時間の無駄!」

アキ「スカウトマンだ! 弟子に成り済ましてたんだ。」

水口「はい。 今は マネージャーです。 水口と申します。 今日は どういった ご用件で?」

黒川「仕事の合間に 彼女のブログを ずっと チェックしてて…。」

水口「『国民投票をやめさせろ』って お母さん ブロブに書いてましたよね。」

黒川「みてんだ。」

水口「ええ マネージャーとして 当然でしょう。」

さとみ「理不尽です。 こったの 体のいいリストラでねえですか。 ろくな芸能活動もしてねえのに。」

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