連続テレビ小説「エール」100話「栄冠は君に輝く」ネタバレ

甲子園

裕一「作詞した多田さん 16歳の時 試合中の けがで足を切断して 甲子園の夢を失ったそうだ。 もう二度と野球ができないという 葛藤の日々を乗り越えて 多田さんは あの詞を書いた。」

裕一「自分にできることは 未来ある若者を応援することだって。 絶望を経験した彼だからこそ あの詞を生み出せたんだと思う。 多田さんと同じように… 君も絶望を知ってる。 その原因を作ったのは… 僕だ。 戦時歌謡に 君を誘った。 久志… 苦しめてしまって… 本当に申し訳なかった。」

裕一「僕も… 僕も どん底まで落ちた。 でも… どん底まで落ちた僕たちにしか 伝えられないものがあるって信じてる。 戦争が終わって… また このグラウンドで 試合ができる時代になった! 選手も お客さんも… みんな 楽しみに待ってる! 僕たちも… 多田さんの思い 形にして 未来ある若者に 一緒に エール送ろうよ! 勝った人にも 負け人にも 頑張ったね… 頑張ろうね… 一生懸命な姿 見せてくれて ありがとうって!」

裕一「久志…。 君なら歌える。 お前じゃなきゃ駄目なんだよ!」

久志「♬『雲は湧き 光あふれて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ 若人よ いざ まなじりは歓呼に応え いさぎよし ほほえむ希望 あゝ 栄冠は君に輝く 風をうち 大地をけりて 悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ 若人よ いざ 一球に 一打にかけて 青春の 賛歌をつゞれ あゝ 栄冠は君に輝く』。」

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