連続テレビ小説「エール」113話「恋のメロディ」ネタバレ

古山家
華の部屋

華「私… どうしたらいいんだろう?」

東都

裕一「失礼します。」

池田の秘書「古山先生 お待ちしておりました。」

裕一「あっ どうも。」

(ノック)

池田「はい。」

「失礼いたします。」

池田「おう!」

裕一「すごいじゃないですか!」

池田「俺も びっくりだよ。 重役で迎えられちまった。 ハハハ…。」

裕一「ネクタイも お似合いです。」

池田「えっ? あっ 分かる? これね…。」

池田は 数々のラジオドラマを ヒットさせた腕を見込まれ 今風に言えば 大きなエンターテイメント会社に ヘッドハンティングされました。

池田「会長から うちの劇場で思う存分 公演打ってくれって言われた。」

裕一「ほう!」

池田「…で これ書いた。」

裕一「えっ… もうですか?」

池田「ああ。 ラジオドラマやる前 ちょこちょこ舞台やってたからな。」

裕一「ミュージカルですか!? いきなり?」

池田「そうそう。 でな 出演者がな… ジャン。」

裕一「エノケン!?」

池田「フフッ… ジャン。」

裕一「ロッパ!」

池田「ジャン!」

裕一「吹雪 吹雪… 越路吹雪!」

池田「ハハハハ… ジャン。」

裕一「宮地まり子! えっ!? 喜劇の大物 総出演ですか?」

池田「そうだよ。 今までとはスケールが違う! 頼んだぞ。」

裕一「はい!」

古山家
裕一の仕事場

裕一は ミュージカルの作曲に向け 32段の譜面を作りました。 西洋音楽を学んできた裕一にとって それは 念願の譜面でした。

裕一「フフフフ…。」

喫茶店 バンブー

御手洗「裕一さんは 今が一番いい期間ね。 華ちゃんは… 運命の出会いがあるかも。」

音「全く その気配がないんですけど。」

御手洗「そう? もう会ってる人よ。」

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