2020年4月15日放送の【 連続テレビ小説「エール」】13話のネタバレです。
連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。
現在は(2020年6月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。
あらすじ
三郎(唐沢寿明)はあらためて裕一(窪田正孝)か浩二(佐久本宝)を権藤家に養子を出さねばならないという問題に直面する。
裕一には音楽の道を、浩二には喜多一を継がせたいと考えていた三郎は、なかなか結論が出せずにいた。
一方、裕一が所属するハーモニカ倶楽部の定期公演がいよいよ当日を迎える。
演奏を客席から見守る三郎、そして母のまさ(菊池桃子)は、ハーモニカアンサンブルの美しい旋律に感動するのだが…。
13話ネタバレ
エール (13)「いばらの道」
ハーモニカ倶楽部の定期公演当日
史郎「裕一、なんかあったか?」
裕一「別に」
史郎「遠目の確認終わりました」
館林「ありがとう」
館林「どうした?」
史郎「裕一がなんか変です」
館林「いつも変だよ」
史郎「違うんです!いつもも変とは違う、変なんです」
係「そろそろ時間です。ご用意願います」
公演
回想
三郎「おめー音楽好きか?」
裕一「なに?どうしたの?」
三郎「好きだよな好きなもんがあるっつうのは幸せなことだ。俺は兄ちゃんが2人死んでこの家を継ぐことになった。別に不満でもね。好きなもん俺にはねかったからな。」
三郎「藤堂先生、覚えてっか?」
裕一「うん」
三郎「先生、おめーをいっぱい褒めてた。おめーが初めて人に褒められて俺は嬉しくて嬉しくて」
裕一「ねえ?なんなの?さっきから?」
三郎「俺、やっちまったんだ。俺の悪い癖だ、つい人を信用しちまう」
回想終了
館林「続いては我が倶楽部で初めて作った曲を演奏します。作曲をしたのは、まだ商業学校生の古山裕一君です」
館林「彼は独学で作曲の勉強をした努力家です。是非、彼のほとばしる熱意の程をお聞き取りください。」
館林「じゃあ古山君、指揮を」
裕一「へ?」
館林「君の曲だ。君がやるべきだ」
裕一「はい」
回想
裕一「覚えてる?運動会で転んだ時のこと?あん時、音楽って凄いなって、いじめられっ子で根性のない僕でも音楽は力与えてくれんだって知ったんだ。」
裕一「どうにもなんないだよね。母さん、なんて言ってんの?」
三郎「茂兵衛おじさんと喜多一を救ってほしいと願ってる」
裕一「茂兵衛おじさん、僕で良いって言ってんの?僕、なんも出来ないよ」
三郎「代々続く家だ、他人が家を継ぐことは許せね。その気持ち、俺にもわかる。喜多一をおめーでも浩二でもなく赤の他人に継がせるって考えっと嫌なもんだ」
公演で指揮をする裕一
また回想
裕一「家族にとって僕が養子に行くことが1番良いんだよね」
三郎「ちっとだけだ!ここ踏ん張れば、また新しい可能性も見えてくる」
裕一「どんな?」
裕一「わかった。今度の公演で最後にする」
三郎「こんなこと言うのもなんだけど、諦めんなよ」
裕一「残酷だよ、父さん」
回想終了
演奏が終わりそれを見守る古山家
藤堂先生も見に来てました