【 連続テレビ小説「エール」】35話ネタバレ

音楽学校

教師「それでは 時間となりましたので これより 『椿姫』ヴィオレッタ役の1次審査…。」

音「遅くなって申し訳ありません。」

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教師「古山音さんですか?」

音「はい。」

教師「残念ですが 定刻に遅れたので 受験資格は失効となります。」

音「あの…。」

教師「審査が始まりますので ご退室願います。」

千鶴子「教官 私の時計は8時59分を指しておりますが。」

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教官「えっ?」

久志「僕の時計もです。 先生 あの時計は 少々せっかちのようですね。」

教師「そ… そんなはずは…。」

久志「さあ どうぞ。」

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選考会

教師「では次 18番 古山 音さん。」

音「はい。」

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結果発表

教師「1次審査の合格者は こちらの10名です。」

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教師「 2次審査の詳細は追って連絡します。」

音「あった…。」

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久志「音さん。 よかったね。 おめでとう。」

音「ありがとうございます。」

久志「裕一も きっと喜ぶよ。」

音「はい…。」

久志「どうしたの?」

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久志「そうか…あいつも 袋小路に迷い込んでるんだな。」

音「小山田先生に会ったら ますます重圧を感じてしまったみたいで。」

久志「なるほどね…。」

音「早く世間に認めてもらいたいって 焦ってるんです。 なんとかしてあげたいけど どうしたらいいのか…。 ごめんなさい。 もう行かんと。」

久志「分かった。 僕に任せて。」

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それから数日後…。

行進する学生たちが古山家へ

音「何? 何なの? えっ? えっ? あっ… あっ…。」

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田中「古山裕一先生は おりんしゃあとでしょうか?」

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裕一「はい? 何でしょう?」

田中「失礼します!」

音「えっ? あっ あっ… ちょっと…。 待って 待って… 待って 待って! ちょちょう… 止まって! 止まって! あっ! 痛っ…。」

玄関の框でコケる音さんw

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音「止まって 止まって~!」

裕一「はい…。 うん? な… 何? 何? えっ? えっ… 何? 何? 何?」

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裕一「えっ? 何 何 何? 何…? おお… うん? うん? うん?」

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田中「私は 早稲田大学 応援部 5代目団長 田中 隆ち言います!」

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裕一「へっ?」

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