連続テレビ小説「花子とアン」第116回「海にかかる虹」【第20週】

書斎

歩「あ~ あ~ JOAK東京放送局であります。 次は 村岡 歩先生のお歌であります。 ♬『こっちが ママアのダアリング こっちが パパアのダアリング パパア ママアのダアリング』

<鉱石ラジオを気に入った歩は 毎日 ラジオごっこをして 遊ぶようになりました。>

台所

英治「締め切り 間に合いそう?」

花子「ええ。 今夜頑張れば なんとか。」

歩「お母ちゃま…。」

花子「どうしたの? 歩ちゃん。」

歩「僕 お熱があるかもしれないよ。」

花子「えっ? 本当だわ。 随分高いお熱よ。」

英治「風邪ひいたのか。 歩?」

花子「歩ちゃん?」

英治「歩!?」

平祐「いい! 早く医者を呼べ。」

英治「はい。」

花子「歩ちゃん。」

平祐「歩。 歩!」

<かわいいお宝の歩が 熱を出してしまいました。>

花子「歩ちゃん…。」

<ごきげんよう。 さようなら。>

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