書斎
歩「あ~ あ~ JOAK東京放送局であります。 次は 村岡 歩先生のお歌であります。 ♬『こっちが ママアのダアリング こっちが パパアのダアリング パパア ママアのダアリング』
<鉱石ラジオを気に入った歩は 毎日 ラジオごっこをして 遊ぶようになりました。>
台所
英治「締め切り 間に合いそう?」
花子「ええ。 今夜頑張れば なんとか。」
歩「お母ちゃま…。」
花子「どうしたの? 歩ちゃん。」
歩「僕 お熱があるかもしれないよ。」
花子「えっ? 本当だわ。 随分高いお熱よ。」
英治「風邪ひいたのか。 歩?」
花子「歩ちゃん?」
英治「歩!?」
平祐「いい! 早く医者を呼べ。」
英治「はい。」
花子「歩ちゃん。」
平祐「歩。 歩!」
<かわいいお宝の歩が 熱を出してしまいました。>
花子「歩ちゃん…。」
<ごきげんよう。 さようなら。>