書斎
英治「あの2人 何だか いい雰囲気じゃない? 案外 お似合いかもしれないな。」
花子「ええ。」
居間
旭「心を込めて 描かせて頂きました。」
花子「まあ…。」
英治「へえ…。 いいね。」
花子「ええ… ももらしさが出ていて とても いいわ。 あの変な絵を描いた人と 同じ人とは 思えないわね。 あっ ごめんなさい…。」
旭「アハハ… ももさんを描くなら この方がいいと思ったんです。」
旭「ももさんの純粋さを ありのままに 表現したかったんです。 この絵が完成したら 言おうと思っていた事があります。 お義兄さん お義姉さん。 ももさんと結婚させて下さい。」
花子「えっ…。」
旭「し… しまった…。」
花子 英治「えっ?」
旭「あ… すみません。 順番 間違えました…。 ももさん! 僕と 結婚して下さい。」
もも「…できません。」
<ごきげんよう。 さようなら。>