修和女学校
校庭
茂木「お茶の時間も お部屋に戻ってからも ずっと ああなんです。 あんなに根を詰めて 大丈夫かしら?」
富山「そんなに長くは続きませんよ。 富山先生…。」
5年後
廊下
はな「(英語)」
<はなは 15歳になりました。 修和女学校の本科へ進み 英語が本当に好きになりました。>
はな「この単語 何だろう?」
ブラックバーン『止まりなさい!』
はな「イタッ イタタタタ!」
ブラックバーン『はな、また廊下を走りましたね』
はな「校長、ごめんなさい 急いでるんです どうしても辞書が必要で 図書室へ…」
茂木「また口答えですか?」
ブラックバーン「Go to bed, Hana !」
はな「あの! はなじゃありません! 私の事は 花子と呼んで下さい!」
<まだ一度も 花子と 呼ばれた事のない はなでした。 ごきげんよう。 さようなら。>