寄宿舎
校庭
はな「出来た~!」
はな「あ…。 どうしたんですか? こんな朝早く。」
蓮子「何だか 目が覚めて。」
はな「この間は 出過ぎた事を言って すいませんでした。」
はな「待って下さい。 このままだと ジュリエットの役 降ろされますよ。 舞台に立てなくなっても いいんですか?」
蓮子「いいえ。」
はな「じゃあ これ 読んで下さい。」
はな「徹夜で書き上げた脚本です。 私なりに脚色も加えました。 これを読んで やるかどうか決めて下さい。」
<まるで 挑戦状のように 『ロミオとジュリエット』の脚本を突きつけた はなでした。 ごきげんよう。 さようなら。>