連続テレビ小説「花子とアン」第47回「想像のツバサ?」【第8週】

朝市「はな? どうしただ?」

はな「おかしいじゃん。 おら 安東花子って書えて 出したのに…。」

回想

蓮子「世に自分の作品を出す時に その名前を使えばいいじゃないの。」

朝市「花子か。」

はな「そう。 花子。」

回想終了

はな「どうした 花子が はなに なっちまったんだろう…。」

朝市「誤植じゃねえだけ?」

はな「てっ! 『村岡印刷』。」

徳丸商店

ふじ「これ 今月分でごいす。」

徳丸「ああ 確かに。 娘が やっとこさ教師になれたに 給料は 借金の返済に 回さんきゃならんとは ふじちゃんも切ねえな。 吉太郎は 今日 徴兵検査ずら。」

ふじ「はい。 朝 張り切って 出かけていきましたけんど。」

徳丸「めでたく甲種合格して 入営となったら どうするだ? 亭主は 帰っちゃこんし 男手は じぃやん一人になっちもうじゃん。」

ふじ「はあ…。」

安東家

ふじ「はあ… 遅いじゃん 吉太郎。」

はな「徴兵検査 どうだったずら。 おかあ…。」

吉太郎「帰ったよ!」

ふじ「あっ 吉太郎!」

吉太郎「おかあ。 おら 甲種合格んなった!」

ふじ「てっ…。」

はな「兄やん…。」

吉太郎「冬になったら入営だ。 おかあ 喜んでくれんだけ?」

ふじ「よかったじゃん 吉太郎… おめでとう。」

はな「兄やん おめでとう。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク