連続テレビ小説「花子とアン」第57回「乙女よ、大志を抱け!」【第10週】

安東家

吉平「あれっから ももは 何か言ってたけ?」

ふじ「何かって?」

吉平「ふんだから 北海道の縁談の事じゃ。」

ふじ「別に 何も。」

吉平「ふんじゃあ 朝市のこんは?」

ふじ「ほのこんは ほっといてやれしって 言ってるじゃん。」

(戸が開く音)

吉平「何でえ? もも。」

もも「夕飯 出来たけんど…。 お姉やん 遅えな。 また 教会の本の部屋ずらか。」

ふじ「きっと ほうずら。」

もも「おら 呼びに行ってくる。」

吉平「気ぃ付けろし。」

教会

図書室

朝市「はな? はな。 こんなとこで寝てたら 風邪ひくら。 ボコみてえな顔して…。」

もも「朝市さん…。」

<大好きな朝市の心の中にいるのは 自分ではない事を ももは 知ってしまったのです。 ごきげんよう。 さようなら。>

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