連続テレビ小説「花子とアン」第84回「ゆれる思い」【第14週】

吉平「はな。」

ふじ「はな。」

吉平「はな。」

ふじ「はな。」

はな「てっ… おっかねえ夢見た。」

ふじ「ああ 乾いたじゃん。」

聡文堂

梶原「よし。 面白い! もう大丈夫みたいだな。」

はな「はい! ご心配おかけしました。」

屋台

<一方 上京した蓮子は 龍一と再会していました。>

龍一「舞台 蓮子さんにも見てほしかったな。」

蓮子「私だって見たかったわ。」

龍一「僕たちが 汗水たらして芝居やってた頃 あなたは ご主人と 温泉につかってた訳だ。 おやじ。 今日は 持ち合わせないから 付けで。」

おやじ「はいよ。」

蓮子「お金なら…。」

龍一「石炭王のごちそうには なりたくない。」

蓮子「お待ちになって。 えっ?」

龍一宅

蓮子「どうなさったの?」

龍一「近頃 何者かに監視されてる。」

蓮子「えっ?」

龍一「ここは まだ大丈夫みたいだ。 越してきたばかりだから。 座ってて下さい。 少ししたら送っていきますから。」

蓮子「え… ええ…。」

龍一「あ… こんな汚い部屋には 入った事ないですか。」

蓮子「違うの。 男の方の部屋に入ったのなんて 生まれて初めてなの…。」

龍一「本当に面白い人だな。 あんなに熱い恋文をくれた人とは 思えない。 会いたかった。 死ぬほど会いたかった。」

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