連続テレビ小説「花子とアン」第9回「エーゴってなんずら?」【第2週】

あらすじ

規律の厳しい寄宿舎生活になじめず、ホームシックにかかってしまったはな(山田望叶)と醍醐(茂内麻結)は、ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)の悪口を言った罰として、外国人教師の部屋を掃除することになる。一生懸命に掃除し、部屋の主・スコット先生(ハンナ・グレース)に感謝されるものの、はなの心は晴れない。その後も英語の授業について行けないはなは、ある夜、寝室からこっそり抜け出して庭へ出る…。

9回ネタバレ

修和女学校

寄宿舎

はな「おかあ… 会いてえよ!」

<規律の厳しい寄宿舎の生活に なじめず はなは 重いホームシックに かかってしまいました。>

講堂

はな「もし 本当に 神様がいらっしゃるなら おらの願いを聞いてくれちゃあ。 早く うちに帰してくりょう。」

醍醐「神様。私も こんな所 もう嫌。 お父様 お母様のいる イギリスへ 行かせて下さい!」

富山「なぜ そんなに ここが嫌なのですか?」

はな「てっ? 神様け?」

醍醐「だって 神様! ここには すごく おっかない先生がいるんですもの。」

はな「ブラックバーンちゅう 鬼みてえに おっかねえ先生だ。」

醍醐「私たちは ここから出してもらえないなら あの人たちを カナダに帰しちゃって下さい!」

はな「神様 お願いしやす!」

(足音)

富山「校長先生は あなたたちのような悪い子を よい子にするために はるばるカナダから いらしたのです。 何ですか 今のお祈りは。」

校長室

茂木「ここに入ってくる 多くの子たちがかかるホームシックです。 あの子たちも じきになれるはずです。」

富山「茂木先生は 甘すぎます。 茂木先生が そんなだから 甘えるんです。」

ブラックバーン『あの二人に仕事を与えましょう ホームシックの特効薬は 体を動かすことです』

廊下

醍醐「もう嫌になっちゃう。 掃除なんて うちで させられた事ないのに。」

はな「掃除した事ねえだけ!」

醍醐「うちでは 使用人がするの。」

茂木「廊下を歩く時は 静かに。 ここが スコット先生のお部屋です。」

はな「はい。」

茂木「お部屋に入る時は ノックなさい。」

はな「ノック?」

醍醐「お部屋を お掃除に参りました。」

スコット『授業に行くので お願いします』

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