待田家
愛「なにをー!」
多恵子「なに カッカしてるの?」
愛「あ いや 別に。」
多恵子「はあ… 早く帰れば?『どうしよう… ああ まさか本当に離婚届け出してないよな? 少しはこっちのメンツも考えて そっちから 謝れよ。』って子供みたいに オタオタしてるくせに。」
愛「やっぱり 見えてるんですね…。」
多恵子「ああ 臭いし耳鳴りも酷いわ あなたがしゃべると。」
晴海の部屋
純「お母ちゃん 剛 ただいま 純だけど(ノック)お母ちゃん 剛 いないの? あれ? なんで いないんだ? あ ウチかな?」
(携帯の着信)
純「もしもし 誠ちゃん?」
誠「もしもし 純さん。」
純「うん どうしたの?」
誠「お義母さんとつよ吉なら ウチにおるから。」
純「え? どういうこと?」
誠「お義母さんがどうしても愛ちゃんに会いたい 言うて聞かんから連れてきた。」