連続テレビ小説「純と愛」123話「そのままのじぶん」ネタバレ

待田家
玄関

純「お邪魔します。」

リビング

誠「純さん来たで。」

純「すみません あのお義母さん 食事中に。」

誠「そうや 純さんも食べたら?」

剛「そうだよ 一緒に食べなよ 愛君の料理 凄いおいしいよ。 ね? お母ちゃん。」

晴海「そうね おいしいね。」

純「結構です お母ちゃん 帰ろう ご迷惑だからさ。」

晴海「あら? あなた どちら様ですか?」

純「お母ちゃん なに言ってるの? 純だよ 私。」

晴海「愛さん 純は どこに行ったの?」

愛「ああ… いや ちょっと…。」

純「そんなこと 言わないで ここ…」

多恵子「いいじゃない 今日は泊まってもらえば 部屋なら 余ってるんだし。」

純「いや でも… それでなくても ご迷惑かけてるんで 里やの借金肩代わりしていただいたのに 返すアテもないし…。」

多恵子「それなら 女将さんがとっくに返しにきたわよ。 火災保険がおりたし 土地も売れたとか言って。」

純「そうなんですか?」

多恵子「それより あなた 今の顔! みっともない 本性丸出し 見てられないから もう向こう行ってちょうだい。 と もう1人 同じようなのがいるから そいつも連れていって。」

愛の部屋

純「失礼します。 あの… 愛君 お願いだから 帰ってきてくれないかな? びっくりしちゃうじゃない あんな離婚届なんか いきなり出されちゃったらさ。」

愛「じゃあ ホテルで働く気になったんですか?」

純「それは… それは無理だよ… ほら 新しい就職場所も決まって働きだしたしさ。」

愛「じゃあ 僕も帰りません。」

純「そんなこと言わないでよ。 私 愛君いないと困るんだよ。」

愛「そりゃ 困りますよね なにが困りますかね。 あ ご飯食べられないからですか? それとも 掃除 あ アイロンもかけられないですもんね。 僕がいなきゃ 何も出来ないですよね そりゃ。」

純「なんで そういう言い方すんのよ? じゃあ 私も言わせてもらうけどさ 心の中で 本当は人のことバカにしてるくせにさ 善人面して 良い子ぶるのとか やめてくれないから?」

愛「善人面? すいませんね 僕ね 元々 こういう顔なんですよ 目尻が下がった。 じゃあ 僕も言わせてもらいますけどもね。 なんか 自分が正しいみたいな感じにしてて 急にウマくいかなくなった時に なんか アピールみたいに落ち込むのやめてもらえますか? こっち 疲れちゃんうんですよね。」

純「アピールなんか 私1回もした覚えないからね。 っていうか そういう風に 私が落ち込んでる時にさ 愛君はさ こっちはちゃんとやってます ビシッ!みたいな顔してさ そうやって 人にプロッシャ…人にプレッシャーかけるの やめてよ。 だいたいさ 文句があるなら 自分が働けばいいじゃない? そうよ 働けばいいじゃない! 人の本性と見えなくなったんでしょ 最近?」

愛「言われなくても そうしますよ。 それだけじゃない ネット上の あなたの夢支えますって書いて あなたより ステキな夢を持った女性を支えに行きますよ 人権活動家とかアーティストとかステキなんでしょうね。」

純「勝手にすれば? こっちはね 普通の男みつけて 普通の結婚して 普通の生活してね あ そうだ 子供作ろ。」

愛「あ 普通って 言いましたね 完全に地雷踏みましたね じゃあ 僕なんかと さっさと別れたら どうですか?」

純「… ああ そうするわよ。 そっちだってね 私より もっとかわいい 愛とナントカって言う子でも見つけて 早く とっとと 幸せになれば?」

愛「なにしてるんですか?」

純「これ 書かしてもらいます。」

お父ちゃん なにやってんだろ 私… こんなことしに来たんじゃないのに

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