連続テレビ小説「純と愛」125話「そのままのじぶん」ネタバレ

純宅

愛「待ってください。」

純「なに?」

愛「これ返そうと思って。」

純「さっきごそごそ探してたのは それだったの?」

愛「これには なにかやる気が出るヒントがあるような気がして そちらが あのまま里やを続けてたら やりたかった サービスがいっぱい書かれてるじゃないですか。」

愛「なんで こんなにホテルを好きな人が ほかの仕事なんてやろうとしてるんですか? 士郎君や 羽純ちゃんたちのためにも ほかのホテルに行ったら そのホテルがダメになるとか そんなグダグダ言うの もうやめ…」

純「私だった そうしたわよ! 愛君が言ってることは全て正しいのも 自分がそうすべきだってことも わかってるよ。 羽純ちゃんや士郎君に申し訳ないと思うわよ。」

愛「だったら…」

純「でも わかんなくなっちゃったの 自分が なんでホテルを好きで なんでホテルで働きたいか。」

愛「それは… 純さんがお客さんを笑顔にしたいから。」

純「だから そういうのも なんか ウソっぽいような気がして 今は。 里やに勤め始た時言われたでしょ 人の為と書いて 偽りと読むって なんか私がやってることって 全部そんな気がして。

純「だから やることなすこと全部 ウマくいかないし みんなにも迷惑かけるんだって だから ホテル業界の人のためにもさ 私ってホテルクラッシャーだから やめた方がいいの。」

愛「わかりました。 もう2度とホテルで働いてくれなんて言いません。」

私はいったい なにをやってるんだろう。 お父ちゃん なんか… 宮古に帰りたい

志道「あら なにやってんのよ 社長?」

純「師匠?」

志道「故郷が懐かしくなったら ちょこちょこ ここで踊んのよ。」

志道「ほら私みたいな人間はさ 2度と沖縄には帰れないからさ。 よく都会の人はさ 故郷がないのはツライとか言うけど 故郷はあっても 帰れない方がよっぽどツライわよね。 晴海 最近どう 具合は?」

純「それが あんまり良くなくて。」

志道「そう。 昔好きだった人が 幸せじゃないってのは ツライわよね。」

待田家
リビング

晴海「すみません。 ちょっと いいですか?」

多恵子「なんでしょう?」

晴海「実は… 遺言を書きたいんです。 手伝ってもらえないかなと思いまして。」

多恵子「え?」

晴海「今は 割とちゃんとしてますから。 記憶がなくならないうちに 子供たちに伝えたいことを残しておきたいんです。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク