連続テレビ小説「カーネーション」第107回「自信」【第19週】

千代「ハンバーグと 豚カツと それから うなぎと お寿司をとろうかと 思てんや。」

糸子「多すぎるわ。」

千代「せやけど 男の人が 3人も来やんのに。」

昌子「男の人ちゅうても 学生でしょ? ほんなもん 芋の煮っ転がしで 十分ですよ。」

千代「あかんあかん そんな! 若い男の子が うちで 飢え死に してしもたら どないすんや!」

糸子「せえへん!」

昌子「しません!」

<なんぼ言うても お母ちゃんは 聞く耳持たず>

台所

(千代の鼻歌)

糸子「何を どんなけ食わせるつもりや。」

千代♬『高原列車は ララゝゝゝ行くよ』

オハラ洋装店

3人「こんにちは。」

昌子「いらっしゃい… はれ。」

源太「あの~ 初めまして。 僕ら 直子さんの東京の同級生で…。」

昌子「はあ! ようこそ!」

源太「どうも!」

昌子「先生 先生!」

糸子『は~い! はいはい はいはい。』

糸子「あ~ まあまあ いらっしゃ~い! あれ? え… 直子は?」

源太「あ 今 そこの下駄屋のご主人と しゃべっておられて『先 行っててくれ』って 言われたもんで。」

糸子「そうですか。 まあ 遠いとこ ようこそ! まあ 上がってよ! な どうぞ どうぞ!」

<はあ このジャガイモみたいなんが 源太やな。 ほんで この ちょっと 大人っぽいんが 吉村君で この優しそうなんが 小沢君やな。 みんな よさそうな子ぉや>

直子「ただいま。 ただいま。」

糸子「ひょっとして…。 え? 直子か?」

直子「ただいま。」

糸子「直子かいな?!」

昌子 松田『直ちゃん?!』

直子「うん。 あ みんな 荷物 まだやろ? こっち おいで。 2階。 2階に置いといたら ええねん。」

吉村「お邪魔します~。」

糸子「何や あんた それ? 何が…? どないしたんや 一体?! え~っ?! え え…。」

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