北村「アホけ?! 何で わいが 優子と できなあかんねん! 気色悪い。」
糸子「何や ちゃうんかいな。」
北村「何 考えてんねん お前。」
糸子「よかったあ~。」
北村「何にも分かってへんやんけ! この花はよ… この花は…!」
(笑い声)
北村「お前に買うてきてんど!」
糸子「えっ? おおきに。」
北村「お前… 長崎 行けへんのけ?」
糸子「行けへんわ。 行くかいな。」
北村「ほな わい…! わいと 東京 行けへんけ?」
糸子「東京?」
北村「せや。」
糸子「何しに?」
北村「何しに? 仕事や。 決まってるやんけ。 東京の新会社の 副社長になってほしい。」
糸子「ふ~ん…。」
北村「いや… 社長でもええど。 お前が そっちの方が やりやすいんやったらよう。」
糸子「う~ん。 おおきに。 そら おおきに。 ちょっと 時間くれるか? 考えさしてもらいます。」