連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第105話「2001-2003」【第22週】

五十嵐「くっ!」

虚無蔵「ぐわあっ! があ…。」

ミラー「Cut!」

クラーク「Bravo!」

ミラー「Perfect!」

パトリシア「完璧です。」

アニー「Congratulations, Mr Ban.」

パトリシア「おめでとうございます。 伴さん。」

(拍手)

休憩所

ひなた「お疲れさまでした。」

虚無蔵「かたじけない。 いまだに げせぬ。 何故 拙者のような名もなき者を…。」

ひなた「聞いたら アニーさんは 『黍之丞』シリーズは 全部見たはるそうですよ。」

虚無蔵「たとえ そうであろうと げせぬ。」

ひなた「さすが ハリウッドの キャスティングディレクター。 お目が高い いうことです。」

虚無蔵「あのアニーなる刀自…。」

ひなた「刀自? 年配の女性いうことですか?」

虚無蔵「さよう。」

ひなた「すっと言うてください。」

虚無蔵「なんとも麗しき座礼であった。」

ひなた「ホンマですね。」

虚無蔵「メリケン育ちとは にわかに信じ難い。」

ニック「Oh, no! Oh, no! It’s too tight. Do they have any bigger ones?」

パトリシア「かなりきついです。 あの もっと大きいサイズありますか?」

「あ~ これが一番大きいわあ。」

パトリシア「Oh. It’s the biggest.」

五十嵐「…too big. American size.」

(笑い声)

五十嵐「ニックの足が大きすぎるんだよ。 アメリカンサイズだもの」

ミラー「You’re funny, Bun.」

五十嵐「ちょっといいですか?」

パトリシア「Daisy, can you make bigger ones? In America?(デイジー もっと大きい足袋作れる? アメリカで?)

デイジー「Hmm…. Ah… they are made by artisans.(うーん これは職人技ね…)」

五十嵐「う~ん。 う~ん。」

ひなた「I’m sorry to interrupt.(お話し中失礼します)Japanese tea and traditional Japanese sweets.(日本茶と和菓子です)

「Wow.」

「Great!」

「Nice.」

休憩所

ひなた「Isn’t it fate?(運命じゃないの?)」

(足音)

五十嵐「ひなた。」

ひなた「うん? あっ 文ちゃん。 ど… どないしたん?」

五十嵐「今日 2人で飲みに行かない?」

ホテル

アニーの部屋

アニー「What is it?(これは何?)」

ジョージ「Traditional Japanese sweets.(日本の伝統的なお菓子)A present from Ms. Otsuki.(大月さんからのプレゼント)」

アニー「Oh, yes, we didn’t have time to try them.(ああそうそう 今日はみんな食べる暇なくて)Does her family’s businesss make them?(彼女の家がお店なの?)」

ジョージ「I don’t know. Why?(知らないよ どうして?)」

アニー「It says “Otsuki”.(『大月』って書いてあるじゃないの)」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク