ラジオ・ヘレン『Yes, Dad』.
ラジオ・平川『Aren‘t you up yet?』.
ラジオ・ヘレン『No, I‘m still in bed』.
ラジオ・平川『Then, you had better get up』.
ラジオ・ヘレン『What time is it, Dad?』.
ラジオ・平川『It‘s six-thirty』.
ラジオ・ヘレン『Then, here I come, good morning, Dad』.
ラジオ・平川『Good morning, Tomoko』.
るい「『Tomoko! Tomoko!』, 『Yes, Dad』. 『Aren‘t you up yet?』.
<『カムカム英語』のテキストには 日本人のありふれた日常が 描かれていました>
稔「るい。 まだ起きんのんか?」
るい「まだ眠てえ。」
稔「フフッ もう起きにゃあいけんで。」
るい「今 何時?」
稔「今 6時半じゃ。」
るい「ほんなら 起きよっと。」
稔「よし。 ほい。」
るい「お父さん。 おはよう。」
稔「おはよう るい。 よし ラジオ体操しようか。 おいで。 はい よいしょ。 よいしょ。」
ラジオ・平川『Now, get ready for radio exercises. One, two, three, four, five, six, seven, eight. では次に 少しだけ ゆっくり読んでみるので 皆さんも…』。
るい 稔「1 2 3 4 5 6 7 8. 2 2 3 4 5 6…。」
<そこには 安子が欲しかった でも 手に入れることのできなかった 家庭の姿がありました>
ラジオ・平川『今晩は ここまで。 明晩は 皆さんの愉快なお手紙を公開して 英語の遊びをいたしましょう。 ヘレンさん どうも ありがとうございました』。
ラジオ・ヘレン『Good-bye, everybody』.
るい「お母さん。」
安子「うん?」
るい「どねんしたん? 悲しいん?」
安子「ううん。」
るい「じゃけど…。」
安子「るいが おるんじゃもん。 な~にも悲しいこたあねえよ。」
♬~(ラジオ『COME COME EVERYBODY』)
♬『Good-bye, everybody Good night until tomorrow Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sundya Let‘s all come and meet again, Sing tra la la la la』
ラジオ『担当は 平川 唯一先生でした。 これで 今日の『英語会話』の時間を終わります』。
安子「ありがとう。」
岡野「すいません。」
安子「はい。 あっ いらっしゃいませ。」
岡野「こんにちは。 住吉で店やってる岡野いうもんです。」
安子「岡野さん。」
岡野「折り入って ご相談がありますねん。」
安子「何でしょう?」
岡野「こちらのおはぎを うちの店に卸してもらえまへんやろか。」