連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第68話「1976-1983」【第15週】

回転焼きや・大月

錠一郎「えらい熱心やなあ。」

るい「ホンマ… 何でやろ? 急に英語やなんて…。」

錠一郎「るいも聴いてたん?」

るい「うん?」

錠一郎「『英語会話』のラジオ。」

るい「ああ… うん。 子供の頃。」

錠一郎「ふ~ん それでか。 ラジオで勉強してたんか。」

小夜子「こんにちは。」

ひなたの部屋

錠一郎『ひなた~! 小夜ちゃん来てるで。』

ひなた「は~い!」

回転焼きや・大月

ひなた「小夜ちゃん。 どないしたん? お使い?」

小夜子「あっ ひなちゃん。 あっ 覚えてる? こないだの。」

ひなた「う… うん。」

小夜子「今さっき 天神さんで 偶然 会うたん。」

「Hi.」

小夜子「ビリーが おいしい和菓子が食べてみたいんやて。」

ひなた「ビリー…。」

小夜子「それやったら ひなちゃんとこの回転焼きが一番や思て。」

ひなた「そ… そうなんや。」

るい「はい お待ち遠さん。」

小夜子「はい。 はい。」

ビリー「How much?(いくら?)」

小夜子「Sixty yen, each.(ひとつ60円)」

(小銭を取り出す音)

ビリー「Oh! No, no, no, no, My treat.(だめだめ 僕がごちそうする)」

小夜子「Are you sure?(ほんとにいいの?)」

ビリー「Yes, of course.(もちろん)」

小夜子「Thank you.(ありがとう)」

るい「ちょうど頂きます。」

ビリー「Thank you.」

小夜子「ほな ひなちゃん またね。」

ビリー「Good bye.」

ひなた「うん また…。」

<ひなたが 英語を勉強したいと 言いだした訳を るいは ようやく理解しました。 Rui finally understood why Hinata was eager to learn English>

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